還付金詐欺、今年はさらに横行 半年で被害23億円突破

税の還付金などを口実にATMへと誘導する「還付金詐欺」が今年も横行している。

警察庁によると、今年1月から6月までの同詐欺の認知状況は前年比18.3%増の2054件、被害総額は21.4%増の23.8億円にのぼった。

昨年は認知件数、被害総額ともに過去2番目の多さだったが、今年はそれを上回るペースで推移している。国民生活センターも昨年11月に警告を発しており、「お金が返ってくるのでATMに行くように、という電話があったら還付金詐欺。相手にせず、すぐに電話を切ってほしい」と呼びかけている。

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