エステの口コミでステマ疑い LAVAが返金へ 消費者庁が処分
- 2025/8/29
- くらし
ホットヨガ運営「LAVA International」(東京都港区)のエステサロンの一部店舗で、割引を条件に最高評価の星5の口コミ投稿をさせるなど景品表示法違反(ステルスマーケティングなど)が疑われる行為があったことがわかった。同社は再発防止にむけた是正計画を消費者庁に提出し、8月28日に認められた。同庁との一連のやり取りは確約手続と呼ばれる制度で、その認定は景表法の行政処分にあたる。同社は是正計画に基づき返金を発表している。
消費者庁によると、同社フェイシャル専門サロンの「DanjoBi」と「MUQU」の一部店舗が、美容系予約サイト「ホットペッパービューティー」の店舗ページに「★5口コミ投稿で次回の500円OFF」などと表示し、利用者に高評価レビューをさせていた。同社従業員による投稿もあった。
また、サイト内で「¥17380→¥3800」と表示。実態のない通常価格を表示して値引きを強調する二重価格表示の疑いも確認された。
同社は同日、ホームページに是正計画に基づいた告知を発表。違反疑いのあった期間中のクーポン利用者に返金するとしている。
景表法の確約手続は昨年10月に導入された制度。違反疑い行為について事業者が自主的に是正・解決に取り組むもので、消費者庁から措置命令や課徴金納付命令を受けないという利点がある。同庁によると、確約計画の認定は2例目。また、エステサロンによるステマの処分は初、従業員による投稿でのステマの処分も初という。