【豪州】年度末セールの「5つの罠」に注意 消費者団体が警告
- 2026/6/13
- 海外
オーストラリアでは毎年6月30日が会計年度の末日にあたり、この時期に合わせた年度末セールや決算セールがオンラインや実店舗で展開される。こうした中、豪州最大の消費者団体CHOICE(チョイス)は「限定オファー」や「史上最大のセール」などのうたい文句に安易に飛びつかないよう注意を呼び掛けた。「年度末セールは最新家電を手に入れる絶好の機会だが、多くの小売業者が消費者の財布を狙って競い合っているため、騙されたり、うっかり不良品を買ってしまったりしないよう注意すべきだ」と警告している。
チョイスが指摘するセール期の主な「罠」は5つ。第一は「不良在庫の処分セール」だ。小売業者が年度末の財務改善を目的に、売れ残りの旧モデルや不人気商品を値引きして売りさばくケースが多く、割引価格だからといって必ずしもお得とは限らないと強調する。
第二は「偽りの緊急性」。「今すぐ買わなければ!セールはもうすぐ終了!」「在庫残り2点!」といった表示は消費者を焦らせるための演出で、実際にはセールが翌月まで延長されることもある。じっくり調べてから購入することが肝心だとしている。
第三は「ブランド信仰」。同じブランドでも機種によって品質は大きく異なる。使わない機能に高いお金を払ったり、不要なグレードアップをしたりすることは避けるようアドバイスしている。
第四は「不要な延長保証」。延長保証は消費者法上すでに保障されている権利の範囲内でしかないことも多く、販売員に「消費者法を超えてどんな保護が受けられるのか」と尋ねるよう促している。
第五は「偽ショッピングサイト」。不審なURLや誤字脱字、常識外れの大幅割引は偽サイトの典型的な特徴であり、信頼できるサイトかどうか購入前の確認が不可欠だとしている。
チョイスは「年度末セールには、小売店が巧みに仕掛けたいくつかの戦略が伴う。買い物をする際には、常に警戒心を持つことが重要だ」と指摘。「パニック買いをする必要はない。年間を通して大幅な値引きセールが頻繁に行われる傾向が続いている」と冷静な買い物を呼び掛けている。























