コープ商品の不具合申し出1万7566件 異物混入が最多

日本生活協同組合連合会は6月11日、2017年度の品質保証活動実績をまとめ、コープ(CO・OP)商品の不具合・不良に関する「お申し出」対応件数が1万7566件になったと報告した。最も多かった申し出は異物混入に関する情報で、全体の34%を占めた。申し出対応件数は2年連続の減少。多発する申し出については、商品改善を行うなどしている。

日本生協連では、コープ商品の不具合・不良に関する消費者からの連絡を「お申し出」として把握。お問い合わせ管理センターですべての商品を確認し、調査結果を組合員に回答する取り組みを行っている。

17年度の申し出対応件数は前年度比7.3%減の1万7566件となり、15年度の2万2056件から2年連続減少した。内容別では「異物混入」が6025件(34%)と最も多く、以下、「包装容器」2842件(16%)、「状態不良」1633件(9%)、「異味異臭」1448件(8%)、「腐敗カビ」1001件(6%)などの順。商品別では「加工食品」20%、「日配・牛乳」19%、「冷凍食品」16%、「菓子飲料・酒」15%などと続いた。

事故防止の観点から至急の調査を行った件数は3272件。そのうちの43%が異味異臭に関するものだった。また、びん詰ジャムの改善事例を紹介。キャップ部分にさびが付着しているとの申し出があり、原因調査の結果、キャップを締めて、温水による殺菌シャワーを行った後の乾燥が不十分だったことが判明した。水分を除去するための温風装置の風量を強くするよう製造工程を変更したという。

コープ商品は4月現在、食品や化粧品、日用品など計5241品、製造委託先は645社1377工場と広範囲に及ぶ。そのため、2016年度に全国の生協を結ぶ「お問い合わせ管理システム」を導入し、迅速な事故対応につなげていると報告した。

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