外食の食べ残し 持ち帰り指針策定へ 留意点示し実践促す🔒
- 2024/8/8
- 食品
◎厚労省が検討会設置 消費者の自己責任前提に議論
飲食店やホテルのビュッフェなどで発生する「食べ残し」のロス削減を目指し、厚生労働省は持ち帰りに関するガイドラインの策定に乗り出した。7月26日に検討会の初会合を開き、消費者の自己責任を前提とした上で、食中毒の防止を柱とした食品衛生上の注意事項について議論していくことを確認した。食べ残しの持ち帰りを巡っては、厚労省ホームページで一般的な留意事項を公開しているが、同省で踏み込んだ検討を行うのは初の試み。検討会では次回以降、事業者ヒアリングなどを行い、年内に取りまとめる方針だ。
最新の統計データ(2022年度推計)によると、外食産業における食品ロスは年間60万トン発生し、作り過ぎや食べ残しが主な要因。国は食品ロス対策の基本方針の一つとして、食べ残しの持ち帰り促進を掲げていて……(以下続く)
(本紙「ニッポン消費者新聞」8月1日号より一部転載)
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