「かんたん選択ビジネス」の情報商材商法に注意を 消費者庁🔓

消費者庁は9月11日、「画像選択がベースの簡単な作業でお金を稼げる」と謳って消費者に多額の金銭を支払せていた「株式会社Ferix」(東京都新宿区)に対し、消費者の利益を不当に害する恐れがある行為をしている事業者、として消費者に注意を喚起した。

Ferix

消費者庁に悪質性を指摘されたウェブサイト上での勧誘表現(11日、消費者庁にて)

同社は「写真を選ぶだけで収入UP」などとと宣伝し、申し込んできた消費者に高額な動画生成管理システムや電話サポートなどの高額サービスを販売していた。同社は9月11日現在、「代表者が不在」「今日は帰らない」「スケジュールはわからない」とし、コメントを避けている。

消費者庁によると、FerixはSNSなどの広告に「かんたん選択ビジネス」などと掲載、消費者をウェブサイトに誘導して、高額な画像生成管理システムの情報商材などを販売していた。 ウェブサイトには「画像選択がベースの簡単な作業なので機械操作が苦手でも稼げる」「たった数秒間の作業でも10万円20万円100万円と現実的に稼ぐことが可能」「今なら5万円誰でも受け取ってもらえます」などと記載、消費者にメールアドレスを登録させる。そのウェブサイトに10万円の利益を得たとする女性の体験動画を添付していた。

同社は本件ビジネスの反響が大きいことをアピールし…(以下続く)

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