【米国】ピーナツ見直す動き 「健康的で財布にも優しい」🔓

たっぷりの脂肪とカロリーを含むピーナツ(落花生)だが、健康や栄養など様々な視点から見直す動きが広がっているようだ。米消費者情報誌コンシューマー・リポートは9月13日、「大きな健康上の利点があることが明らかになってきた」などとして週に数回程度、適量の摂取を推奨した。

同誌によると、ピーナツはそのまま食べたり、サラダにトッピングしたり、ペースト状にしたりと様々な形で食されており、一般的なスナック(軽食)として定着。市場調査会社Mintelによる成人2千人を対象とした最新調査では、過去3か月以内にピーナツを食べたと回答した人は64%に上り、アーモンド、カシュー、ピスタチオ、トレイルミックス(ナッツ、ドライフルーツ、チョコレートなどを混ぜたスナック)を食べた人の割合を上回っていたという。

これまでピーナツは、高カロリー・高脂肪にスポットが当たるあまり、栄養士でさえ「たまに食べる程度」に抑えるようアドバイスしていたほど。しかし、ハーバードTHチャーン公衆衛生学校のヴァンサン・マリク博士は「こうした考えは誤っており、ピーナツは実に健康的。脂肪の大部分は一価不飽和脂肪と多価不飽和脂肪で、悪玉(LDL)コレルテロールを下げるのに役立つ」と説明。たんぱく質が豊富な上、抗酸化物質、鉄…(以下続く)

この記事の続きは以下の会員制データベースサービスで購読できます
📌ジー・サーチ データベースサービス
📌日経テレコン

関連記事

消費者運動年鑑2023

ニッポン消費者新聞最新号発行しました

新着記事

  1. アンケート調査
    2020年7月のレジ袋有料化から5年が過ぎたことから、NPO法人コンシューマーズ京都(京都消団連)はc
  2. 東京都消費生活総合センター
    東京都と都内消費者団体が連携して開催する「くらしフェスタ東京2025」の詳細が決まった。今年度のテーc
  3. 主婦連合会
    食品の相次ぐ値上げなど物価高が止まらない中、主婦連合会は9月10日、物価高対策の速やかな実施を求めるc
  4. アメリカ消費者連盟(CFA)は9月11日、米国の消費者が抱える1兆6600億ドルの自動車ローンが限界c
  5. 糖質カット炊飯器
    ◎注目される控訴審の行方と今後の影響 糖質カット炊飯器の表示をめぐり、東京地裁は7月25日、消費者c

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. 全葬連石井時明会長

    2020-1-22

    登録制度導入も視野に 葬祭業めぐり3省庁が情報交換

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)の石井時明会長は1月21日、同連合会と全日本葬祭業政治連盟の合同c
  2. 全日本葬祭業協同組合連合会

    2020-1-9

    国際葬儀連盟、横浜で6月に世界大会 18年ぶりの日本開催

    今年6月、横浜で世界の葬儀関連事業者が集う世界大会が開催される。主催する「FIAT-IFTA」(国際c
  3. 葬儀事前相談員資格認定試験

    2019-11-20

    葬儀の事前相談員資格認定試験を実施 全葬連

    経済産業大臣認可の「全日本葬祭業協同組合連合会」(全葬連、石井時明会長)は11月18日と19日の両日c
  4. チーズフェスタ2019

    2019-11-12

    チーズフェスタに6千人超、「チー1グランプリ」も決定

    チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は11月10日と11日の両日、東京渋谷区・恵比寿の「エビススc
  5. 全葬連第44回通常総会懇親会

    2019-5-22

    来年の国際葬儀連盟世界大会への準備推進 全葬連

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)は5月21日、第44回定期総会を都内で開き、来年6c
ページ上部へ戻る