【米国】黄ばんだヘッドライト、照度8割低下 定期点検を

車の老朽化とともに黄ばみが目立ってくるヘッドライト。放置していると新車購入時と比較して照度が8割程度低下する場合があることが、アメリカ自動車協会(AAA)の最新の研究報告でわかった。この報告を受け、米消費者情報誌コンシューマー・リポート(CR)は「衝突事故のリスクが高まる」として、定期的な清掃・点検と修理を呼びかけた。

AAAは11年前に製造された人気セダン2車両のヘッドライトをテストした。太陽光やプラスチックコーティングの劣化による影響を調べたところ、車の使用状況に応じて3年から5年で黄ばみや曇りが目につき始め、照度が新車時の20%にまで低下することがわかった。

CRの自動車テスト担当者、ジェニファー・ストックバーガー氏は「時速60マイル(約96キロ)で走行すると、ブレーキを踏んでから停車するまでに最低300~500フィート(約91~152メートル)の距離が必要。照度が2割に低下するとドライバーは60フィート先(約18メートル)までしか見えないことになる」と指摘。「雨天などの影響を加味すると夜のドライブはさらにリスクが高まる」と警告した。

米国では手頃な価格でヘッドライト修理キットが販売されていて、CRのテストでは、どの商品でも大幅に照度を改善できることがわかった。ただし、1年経つと再び黄ばみや曇りが発生するため、その都度、修理が必要になる。コンシューマー・リポートはガラス用クリーナーでヘッドライト表面を清掃するとともに、黄ばみがある場合は修理するよう呼びかけた。また、電球も時間経過とともに照度が落ちるため、数年ごとの交換を勧めた。

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