「瓦が飛ぶ」と不要な工事勧誘 愛知県、3カ月の業務停止命令

「このままだと屋根瓦が飛ぶ」などとうその説明をしてリフォーム工事の契約を勧誘していたなどとして、愛知県は12月20日、名古屋市東区の「第一健装」に対し、特定商取引法違反(不実告知など)で3カ月の業務停止命令を出した。国(経産省中部経済産業局)との合同調査により違反行為を認定した。

県民生活課によると、同社の営業員は「お宅の屋根瓦が浮いているのが見えた」などと突然訪問し、屋根に上って撮影した写真を見せながら「このままにしておくと瓦が台風で飛ぶ」「隙間から雨水が入り込み、雨漏りするようになる」などとうその説明をして不安をあおり、屋根補修工事を勧誘していた。

県内窓口には、同社に関する相談が直近3年間に38件寄せられていた。契約金額は平均96万6995円、最高額は440万円にのぼる。

県が特定商取引法に基づく業務停止命令を出すのは2年9カ月ぶり。点検を口実としたリフォーム工事の勧誘については、「その場ですぐに契約せずに、身近な人に相談して複数の業者から見積もりをとるなどじっくりと検討してほしい」と注意を呼びかけた。

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