消費者政策国際会合 9月に徳島市で開催 消費者庁

消費者庁・岡村和美長官は2月6日、定例記者会見で9月5日と6日、「消費者政策国際会合」を徳島市で開くことを発表した。主要20カ国消費者担当機関の会合となる。このような国際会合は消費者庁発足以来初めて。同庁は日本が主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の議長国を務める今年中にG20関係機関が出席する会議を日本で開催する予定としていた。

岡村長官は、徳島市で開催することについて「消費者行政に前向きな徳島県と国との共催による開催は意義深い」「今後同県と連携して会合の中身について詰めていきたい」と説明した。

同庁は今回の国際会合で、各国共通の消費者問題や国境を超える消費者被害の未然・拡大防止などについて情報共有を図り、適切な消費者施策に反映させることを目指していくとしている。世界から消費者行政担当官が集まるとともに、国際的な消費者団体の参加も期待される。岡村長官は「国内の消費者団体の動きに合わせ、海外消費者団体の参加も可能性としては考えられる。それらも含めてこれから検討していく」としている。

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