ブルボン、紙製ピックで「適正包装賞」 プラ製フォーク切り替え

ブルボンの「もちもちショコラ」シリーズが、公益社団法人日本包装技術協会の「2019日本パッケージコンテスト」の適正包装賞を受賞した。今年2月から同シリーズに同梱しているプラスチック製フォークを環境と安全性に配慮した紙製ピックに変更したことなどが評価された。

ブルボン適正包装賞受賞世界でマイクロプラスチックを含む廃プラスチック問題が深刻化する中、ブルボンは環境配慮の取り組みに注力。プラスチック包材使用量を減らしたり、包材原料の一部をトウモロコシ由来のバイオプラスチックに置き換えたりするなどの取り組みを進めてきた。

「もちもちショコラ」シリーズにおける取り組みもその一環。付属しているプラスチック製フォークを紙製ピックに切り替えた。その際、従来通り手を汚さずに商品を食べられるように、紙の材質や形状を工夫し、使い勝手を損なわないよう開発を重ねてきたという。こうした取り組みが「合理的でかつ公正適正な包装にすぐれたものだ」として適正包装賞の受賞につながった。ブルボンは「今後も、環境対応包材の使用を拡大させ、環境負荷低減を図っていく」としている。

ブルボンもちもちショコラガナッシュ

適正包装賞を受賞したブルボン「もちもちショコラ」シリーズ。写真は「ガナッシュ」

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