男女共同参画実現に向けリレーシンポ開催へ 日本ヒーブ協議会

企業と生活者のパイプ役を担い、働く女性で構成する一般社団法人日本ヒーブ協議会は12月4日と来年1月17日、福岡と大阪で相次いで「リレーシンポジウム」を開く。「男女共同参画社会の共創」をテーマにしたもので、内閣府との共催。男女共同参画社会の実現に向け、多様な事例を報告し、話し合う。大阪会場への参加申し込み締切は来年1月10日まで。氏名、所属、住所、連絡先、手話通訳、託児の有無をメールで。手話通訳と託児が必要な人は12月27日までに送信を。問い合わせ先は03-6869-0428。

このシンポジウムは「国・地方連携会議ネットワークを活用した男女共同参画推進事業」の一環として取り組まれる。日本ヒーブ協議会と内閣府との共催で、「生活者・企業・行政で創る未来」が大きなテーマだ。

ヒーブ事務局は「男女共同参画社会の実現へ向けて、地域や世代をキーワードに、多様な事例や現場の声を取り入れながら新しい価値を生む働き方について考える機会として位置付けたい」としている。

二つのシンポジウムには、いずれも内閣府男女共同参画局調査課長の黒木理恵さんとNPO法人日本ファシリテーション協会フェローの加留部貴行さんが参加する。「多様な選択を可能にする学び」と題する基調講演を黒木さんが、それを踏まえたパネルディスカッションでのモデレーターを加留部さんが担う。

12月4日の福岡シンポは、「九州の男女共同参画社会に向けて」がテーマ。ハウステンボス社長・坂口克彦さん、福岡市市民局の宇出研部長が参加する。

1月17日の大阪シンポでは、ダスキンメリーメイド事業部・梶原千左部長、兵庫県議会・中島かおり議員、NPO法人スマセレの田中喜陽会長理事が参加する。

二つのシンポジウムの詳細は日本ヒーブ協議会のウェブサイトまで。

関連記事

消費者運動年鑑2023

ニッポン消費者新聞最新号発行しました

新着記事

  1. ミツカン味ぽん
    ミツカンが1970年代から提案を続けている「焼肉×味ぽん」が最強の組み合わせであることが、味覚センサc
  2. トウモロコシ
    米国の消費者団体コンシューマー・リポートが「驚くべき健康効果を持つ7つの食品」の一つとして、ポップコc
  3. 消費者庁
    消費者庁は1月1日に発生した能登半島地震に関連した消費生活相談について、地震発生後1カ月間(1月1日c
  4. 日本生活協同組合連合会
    日本生活協同組合連合会が注力するエシカル消費対応商品の販売が好調だ。2023年度の総供給高(売上高)c
  5. 英国の消費者団体Which?
    獣医療業界の価格設定や治療に関する情報が不透明で、消費者が最善の決定を下せる状況にないとして、英競争c

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. 全葬連石井時明会長

    2020-1-22

    登録制度導入も視野に 葬祭業めぐり3省庁が情報交換

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)の石井時明会長は1月21日、同連合会と全日本葬祭業政治連盟の合同c
  2. 全日本葬祭業協同組合連合会

    2020-1-9

    国際葬儀連盟、横浜で6月に世界大会 18年ぶりの日本開催

    今年6月、横浜で世界の葬儀関連事業者が集う世界大会が開催される。主催する「FIAT-IFTA」(国際c
  3. 葬儀事前相談員資格認定試験

    2019-11-20

    葬儀の事前相談員資格認定試験を実施 全葬連

    経済産業大臣認可の「全日本葬祭業協同組合連合会」(全葬連、石井時明会長)は11月18日と19日の両日c
  4. チーズフェスタ2019

    2019-11-12

    チーズフェスタに6千人超、「チー1グランプリ」も決定

    チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は11月10日と11日の両日、東京渋谷区・恵比寿の「エビススc
  5. 全葬連第44回通常総会懇親会

    2019-5-22

    来年の国際葬儀連盟世界大会への準備推進 全葬連

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)は5月21日、第44回定期総会を都内で開き、来年6c
ページ上部へ戻る