「解約できない」 サブスクリプションの苦情、月500件🔓

◎来年の改正特商法施行で規制強化へ

自動的に支払いが継続される「サブスク」(サブスクリプション)のインターネット契約について、毎月500件以上の苦情相談が寄せられていることから10月7日、国民生活センターは予期せぬ請求トラブルにあわないよう消費者に注意を呼びかけた。

国民生活センターサブスクトラブル注意喚起

「気づかないまま支払い続ける可能性もある」と注意を呼びかける国民生活センター(10月7日)

サブスクは動画配信、音楽配信、レンタルなどのサービス提供に活用され、料金を支払うことで一定期間、商品やサービスを利用することができるサービス。だが、利用していなくても料金が発生し、解約しない限り契約は自動更新され、自覚しないままに支払いが続くというリスクを持つ。インターネット上での申し込みが多いが、契約内容を正しく把握しないままに契約し、請求に気づいてトラブルになる例も多いという。

国民生活センターは、「無料体験」「無料トライアル」の広告・表示をきっかけにサブスクを申し込む際には契約条件を確認するよう消費者に呼びかけている。消費者庁はサブスクについて、「来年の改正特定商取引法施行で…(以下続く)

(本紙「ニッポン消費者新聞」11月1日号より一部転載)

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