台所用洗剤の新型コロナ消毒、効果検証へ 初会合の内容公表

身近にある台所用洗剤などの新型コロナウイルスに対する消毒効果を評価する委員会の初会合が4月15日に開かれ、その議論内容が16日、公表された。家庭や職場での消毒を前提に、わかりやすい手法を提示することや短期間で検証を終えることなどを確認。具体的な試験方法についても示された。入手が困難となっている消毒用アルコールの代替方法として周知していく方針だ。

効果を検証するのは、経済産業省の要請を受けたNITE(製品評価技術基盤機構)。15日に委員会(委員長・松本哲哉国際医療福祉大学医学部教授)を立ち上げ、検討に着手した。

有効性を検証するのは文献調査で目星をつけた、台所用洗剤に使われる「界面活性剤」、様々な除菌に用いられる「次亜塩素酸水」、除菌ウエットティッシュに含まれる「第4級アンモニウム塩(塩化ベンザルコニウム)」の三つ。手指用ではなく、テーブルやドアノブ、スイッチなどの消毒用として評価する。加熱やアルコール消毒、次亜塩素酸ナトリウム消毒はすでに広く知れ渡っている手法だとして対象から除外した。

新型コロナウイルスを用いた検証には時間がかかるため、すぐに試験ができるA型インフルエンザウイルスを代用。その結果をもとに委員会で有効性を検証する。

NITEは結果がまとまり次第、公表するとしている。

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