第58回全国消費者大会3月13日開催へ 新たな時代の課題探る

国際消費者機構が呼びかける「世界消費者権利デー」(3月15日)にあわせ、東京都内で3月13日、58回目となる全国消費者大会が開催される。全体会のテーマは「新たな時代を生きるために~第4期消費者基本計画案から考える~」。分科会は環境分科会と憲法・平和分科会の2つとし、それぞれ気候変動、憲法を巡る課題について議論する。主催は各団体でつくる第58回全国消費者大会実行委員会。

2018年の第56回大会までは2日間の日程で行ってきたが、今回は前年に続く1日開催。また、前回、前々回は4つの分科会を設定したが、今回は2分科会でおこなう。

全体会では、消費者委員会事務局長の二之宮義人さんが講演、全国青年司法書士協議会生活再建支援推進委員会委員長の手嶋竜一さん、コンシューマーズ京都事務局長の溝内啓介さんが報告をおこなう。

環境分科会は「温暖化の原因や気候変動の現状を知る~私たちが何ができるかを考える~」をテーマにすえ、気候ネットワーク理事の平田仁子さんと環境省地球環境局の清家裕さんが講演。

憲法・平和分科会は「憲法を身近に感じてもらうためには?~人権を実感できない若者の生活と意識の現場から考える~」をテーマとし、関東学院大学教授の中西新太郎さん、弁護士で明日の自由を守る若手弁護士の会の太田伊早子さんが講演する。

第58回全国消費者大会は3月13日(金)13時~17時30分(分科会13時~15時、全体会15時30分~17時30分)、主婦会館プラザエフ(東京・千代田)にて。参加費は1人1000円、学生500円(全体会、分科会のすべてに参加可能)。参加締め切りは3月5日(木)。

問い合わせは実行委員会事務局(全国消費者団体連絡会、電話:03・5216・6024)まで。

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