増加する高齢者のフィットネスクラブ事故🔓

フィットネスクラブに通う60歳以上の高齢者事故が増加している。消費者庁は事故情報を踏まえ3月4日、骨折リスクが高まることや、持病のある高齢者が医師に相談してから運動内容を決めること、入会前に退会・返金条件を確認しておくこと、などの注意を呼びかけた。フィットネスクラブでの高齢者事故はこの10年間で245件。発生件数は10年前の5倍と年々急増している。

高齢者のフィットネス事故注意喚起

高齢者のフィットネス事故に注意を呼びかける消費者庁(4日)

消費者庁によると、60歳以上の高齢者によるフィットネスクラブでの事故内容は深刻化するものが多い。

「トレーナーの指示に従って反復横跳びをしていたら、体のバランスを崩し、後ろに倒れ左手を複雑骨折した」

「体操教室で補助器具のキャスター付き椅子をつかみそこねて後ろ向きに転倒、壁に頭を強打し硬膜下血腫で開頭手術」など、運動機能低下による高齢者特有の事故が目立つ。

フィットネス機器の操作を原因とするものやインストラクターが付いていながら発生する事故も…(以下続く)

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