種苗法巡る勉強会、広島で8月に 元農水相の山田正彦氏講演

広島弁護士会は8月に種苗法改正案の問題点や種子・苗をめぐる現状などを考える勉強会を開催する。この問題をブログなどで積極的に発信してきた元農林水産大臣の山田正彦弁護士が講演する。入場無料で定員100名。

勉強会「種と苗から考える食の安全」は8月8日(土)14時30分~16時30分まで。山田弁護士の講演(90分)後、30分間の質疑の時間を設ける。会場は広島弁護士会館3階。

種苗法改正案は国内で開発された種や苗木の海外流出を防ぐ狙いがあるが、一定の品種について農家による自家増殖を禁止しており、農家への負担や周知不足などを理由にSNS上で反対論が広がるなどしていた。改正案は今国会での成立が見送られたが、次期国会で再び審議される可能性が高いという。

勉強会では山田弁護士が種子・苗をめぐる現状や法制度の概要を解説し、改正案の本質的な問題点に迫る。詳細は広島弁護士会ホームページ参照を。

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