英BP、10年後に石油生産量40%削減 米科学者団体が評価

石油世界大手の英BPが2030年までに石油・ガス生産量を19年比で40%削減する方針を示したことを受け、科学者らで作る米非営利団体「憂慮する科学者同盟」(UCS)は8月4日、BPの計画を評価し、米企業に追随するよう呼びかけた。

BPは石油・ガスの生産量を引き下げる一方で、再生可能エネルギーへの投資を加速させ、事業ポートフォリオの再構築を急ぐ構え。2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにする目標を掲げる。9月に詳細な計画案を発表する予定だ。

憂慮する科学者同盟のキャシー・マルベイ氏は「10年後に石油・ガス生産量を40%削減する戦略は競合他社、特に取り組みが遅れているエクソンモービルとシェブロンにプレッシャーを与える画期的なものだ」と一定の評価をするとともに、「世界的に二酸化炭素排出量をゼロにするという圧力が増す中、石油とガスを事業ポートフォリオに組み込むことは10年前と比べて魅力的でなくなっている」と強調した。

さらに、「(9月に明かされる計画が)具体的な内容になるのを期待している」とコメントし、低炭素の定義、化石燃料への投資割合、工程表、投資家への説明について、厳しく評価したいと語っている。

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