冷凍食品レシピコンテスト スイーツ2作品がグランプリ受賞

10月18日の「冷凍食品の日」にあわせ、「冷凍食品100周年レシピコンテスト」(主催・日本冷凍食品協会)の受賞作品が発表された。初開催ながら152点の応募があり、一般部門では冷凍食品の今川焼をアレンジした「ブルーベリーバスクチーズタルト風」が、ジュニア部門では冷凍食品のスイートポテトを使用した「秋♥天にものぼるスイートポテトパイ」がそれぞれグランプリを獲得した。作り方などの詳細は「冷凍食品100周年 ~10月18日は冷凍食品の日~ 冷凍食品レシピコンテスト」特設サイトに掲載されている。

冷凍食品レシピコンテストグランプリ

ジュニア部門のグランプリ受賞作品「秋♥天にものぼるスイートポテトパイ」

同協会は冷凍食品の日にあわせて毎年、会場参加型イベントを開催してきたが、今年は新型コロナの影響により、オンライン上でレシピコンテストを初開催した。日ごろ愛用している冷凍食品を使っておいしく、手早くできるアイデアレシピを募集し、冷凍食品の魅力を周知する狙い。初開催ながら一般部門128作品、ジュニア部門24作品の計152作品の応募があった。

一般部門のグランプリ受賞作品「ブルーベリーバスクチーズタルト風」(栢森真希さん作)は、冷凍食品のチーズクリーム入り今川焼を使った簡単レシピ。冷凍のブルーベリーの酸味が加わり、審査委員からは「口に入れた瞬間のおいしさが圧倒的」などと高く評価された。

ジュニア部門のグランプリ受賞作品「秋♥天にものぼるスイートポテトパイ」(小学5年生・髙木志帆子さん作)は冷凍食品のスイートポテトと冷凍パイシートを使った愛情いっぱいのレシピ。お姉さんの好きなクリームチーズを使い、パイシートに網目の切り込みを入れるなど手の込んだ一品で、審査委員からは「お姉さんを思う気持ちが伝わってきた。秋らしさもあり、見た目にも華やかなレシピ」と評価された。

審査委員長の三國清三シェフは「冷凍食品を使ったレシピコンテストは初開催だったが、これから回数を重ねていくことで、より工夫を凝らした調理法や冷凍食品の使い方がアップデートされていくだろう」と総評し、次回の開催に期待を寄せていた。

関連記事

消費者運動年鑑2023

ニッポン消費者新聞最新号発行しました

新着記事

  1. PFASワーキンググループ
    食品安全委員会のPFASワーキンググループは4月26日、第8回会合を開き、「PFAS(有機フッ素化合c
  2. 米国の保険関連非営利組織「国家保険犯罪局」(NICB)は5月9日、盗難車に関する2023年報告書をまc
  3. 伝統的易学業界
    国民生活センターも参加、トラブル事例を解説 伝統的な易学の研究・普及に取り組んでいる占い関連団体がc
  4. 消費者庁デジタル班
    詐欺的定期商法など排除へ 事業者への注意喚起通知1600件 インターネット通信販売に関するトラブルc
  5. U.S. PIRG
    プラスチック製品に欠かせない原材料「プラスチックペレット」の環境への放出を禁止する法案が米下院で支持c

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. 全葬連石井時明会長

    2020-1-22

    登録制度導入も視野に 葬祭業めぐり3省庁が情報交換

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)の石井時明会長は1月21日、同連合会と全日本葬祭業政治連盟の合同c
  2. 全日本葬祭業協同組合連合会

    2020-1-9

    国際葬儀連盟、横浜で6月に世界大会 18年ぶりの日本開催

    今年6月、横浜で世界の葬儀関連事業者が集う世界大会が開催される。主催する「FIAT-IFTA」(国際c
  3. 葬儀事前相談員資格認定試験

    2019-11-20

    葬儀の事前相談員資格認定試験を実施 全葬連

    経済産業大臣認可の「全日本葬祭業協同組合連合会」(全葬連、石井時明会長)は11月18日と19日の両日c
  4. チーズフェスタ2019

    2019-11-12

    チーズフェスタに6千人超、「チー1グランプリ」も決定

    チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は11月10日と11日の両日、東京渋谷区・恵比寿の「エビススc
  5. 全葬連第44回通常総会懇親会

    2019-5-22

    来年の国際葬儀連盟世界大会への準備推進 全葬連

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)は5月21日、第44回定期総会を都内で開き、来年6c
ページ上部へ戻る