小さくても大きなリスク 豪州でボタン電池の安全キャンペーン

オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)は10月26日、ボタン電池の誤飲事故防止キャンペーンを開始した。標語は「小さな電池、大きな危険(tiny batteries, big danger)」。月に1人の割合で重傷事故が起きていることを保護者に知らせ、適切な管理を呼びかける。

ボタン電池はリモコンやおもちゃ、時計、温度計、補聴器、バースデーカードなど身の回りの様々な製品に使われている。小さな子どもが誤飲すると、化学反応を起こして喉や胃壁に穴をあけるため、死亡・重傷事故につながるおそれがある。

豪州では先週土曜日、フットボールの優勝決定戦「AFLグランドファイナル」が行われ、3万人の観客にボタン電池を組み込んだリストバンドが配られた。「ボタン電池が適切に固定されていない」とのトラブルが早くも寄せられており、ACCCは直ちに廃棄するよう呼びかけたという。

デリア・リッカード副委員長は「ボタン電池は小さくて光沢があり、キャンディーとサイズが似ているため、子どもにとっては魅力的だ」とコメントし、保護者に適切な管理を呼びかけていく方針だ。

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