パズル雑誌懸賞、3年後に発送 消費者庁が措置命 景表法違反🔓

消費者庁は3月24日、懸賞付きパズル雑誌を販売する晋遊舎(秋田県)に対し、懸賞を謳いながら懸賞企画の応募締切日から8カ月、長くて3年10カ月も読者への賞品提供を遅らせていたなどとして、景品表示法違反(優良誤認及び有利誤認)で改善措置を命じた。消費者庁は同様の違反について2013年から15年までの間に出版社3社に対し、行政処分を下してきた。今回の措置命令に晋遊舎は「真摯に受け止め、再発防止を図る」と弁明している。

優良・有利誤認表示が指摘された懸賞付きパズル雑誌

優良・有利誤認表示が指摘された懸賞付きパズル雑誌(24日、消費者庁にて)

消費者庁によると、違反表示を掲載した対象商品は晋遊舎が発行する懸賞付きパズル雑誌115誌。優良誤認違反40誌、有利誤認違反が99誌で、重複違反していた雑誌も多かった。

同社はこれら懸賞付きパズル雑誌の紙面上で…(以下続く)

この記事の続きは以下の会員制データベースサービスで購読できます
📌ジー・サーチ データベースサービス
📌日経テレコン

関連記事

消費者運動年鑑2023

ニッポン消費者新聞最新号発行しました

新着記事

  1. アンケート調査
    2020年7月のレジ袋有料化から5年が過ぎたことから、NPO法人コンシューマーズ京都(京都消団連)はc
  2. 東京都消費生活総合センター
    東京都と都内消費者団体が連携して開催する「くらしフェスタ東京2025」の詳細が決まった。今年度のテーc
  3. 主婦連合会
    食品の相次ぐ値上げなど物価高が止まらない中、主婦連合会は9月10日、物価高対策の速やかな実施を求めるc
  4. アメリカ消費者連盟(CFA)は9月11日、米国の消費者が抱える1兆6600億ドルの自動車ローンが限界c
  5. 糖質カット炊飯器
    ◎注目される控訴審の行方と今後の影響 糖質カット炊飯器の表示をめぐり、東京地裁は7月25日、消費者c

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. 全葬連石井時明会長

    2020-1-22

    登録制度導入も視野に 葬祭業めぐり3省庁が情報交換

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)の石井時明会長は1月21日、同連合会と全日本葬祭業政治連盟の合同c
  2. 全日本葬祭業協同組合連合会

    2020-1-9

    国際葬儀連盟、横浜で6月に世界大会 18年ぶりの日本開催

    今年6月、横浜で世界の葬儀関連事業者が集う世界大会が開催される。主催する「FIAT-IFTA」(国際c
  3. 葬儀事前相談員資格認定試験

    2019-11-20

    葬儀の事前相談員資格認定試験を実施 全葬連

    経済産業大臣認可の「全日本葬祭業協同組合連合会」(全葬連、石井時明会長)は11月18日と19日の両日c
  4. チーズフェスタ2019

    2019-11-12

    チーズフェスタに6千人超、「チー1グランプリ」も決定

    チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は11月10日と11日の両日、東京渋谷区・恵比寿の「エビススc
  5. 全葬連第44回通常総会懇親会

    2019-5-22

    来年の国際葬儀連盟世界大会への準備推進 全葬連

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)は5月21日、第44回定期総会を都内で開き、来年6c
ページ上部へ戻る