ミツカン「スープも味わうしゃぶしゃぶ」ヒット 750万食突破

◎肉→スープ→野菜→スープのループが好評

Mizkan(ミツカン)が昨年8月に発売した「スープも味わうしゃぶしゃぶ」シリーズの販売が絶好調だ。お肉をしゃぶしゃぶする「ワクワク感」と、おだしの効いたスープを飲む「ほっこり感」を一緒に楽しむという新スタイルが好評で、肉を食べてスープを飲み野菜を食べるというループが止まらないという。

スープも味わうしゃぶしゃぶ

しゃぶしゃぶの新定番「スープも味わうしゃぶしゃぶ」シリーズの極みだし(左)とゆず塩(プレスリリースより)

昨年8月4日発売の「スープも味わうしゃぶしゃぶ」は「極みだし」と「ゆず塩」をラインアップ。使い切り濃縮小袋タイプ3袋入りで、1袋が1人前。3袋なら3~4人が楽しめる。味の付いたスープの中に豚肉をくぐらせ、スープと一緒に楽しむ新スタイルが好評となり、発売5カ月で累計750万食を突破し、同社の計画を上回りヒット商品化している。「第40回食品ヒット大賞」(日本食糧新聞社主催)で「優秀ヒット賞」も受賞したという。

「極みだし」はかつお、さば、むろあじ、昆布のだしをバランスよくブレンドし、芳醇な旨味が特徴。「ゆず塩」は鶏と豚のだしにゆず果汁とゆず皮をあわせた心地よい酸味が特徴。

しゃぶしゃぶはお鍋と比較して季節による家庭での食頻度に大きな差のないメニュー。同社は春や夏でも季節の野菜と一緒に楽しめるようレシピなどを提案する方針。同社ホームページでは「どっさりねぎ豚しゃぶしゃぶ」「お餅しゃぶしゃぶ」などのアレンジレシピを紹介している。

全国販売で、参考小売価格380円(税抜)。

(本紙「ニッポン消費者新聞」3月1日号より転載)

関連記事

消費者運動年鑑2023

ニッポン消費者新聞最新号発行しました

新着記事

  1. クロロックス社違反事例
    オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)は4月14日、ゴミ袋製品の一部に「海洋プラスチック50%c
  2. 国土交通省
    国土交通省とナスバ(自動車事故対策機構)は3月25日、2024年度チャイルドシートアセスメントによるc
  3. NCL
    非営利団体のグリーン・アメリカや児童労働連盟(Child Labor Coalition)などは4月c
  4. 経済産業省
    経済産業省は、2024年のキャッシュレス決済比率が42.8%になり、「2025年までに4割程度」とすc
  5. 東京都庁
    東京都は3月25日、2024年度健康食品試買調査結果をまとめ、124製品のうち98製品(79%)に不c

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. 全葬連石井時明会長

    2020-1-22

    登録制度導入も視野に 葬祭業めぐり3省庁が情報交換

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)の石井時明会長は1月21日、同連合会と全日本葬祭業政治連盟の合同c
  2. 全日本葬祭業協同組合連合会

    2020-1-9

    国際葬儀連盟、横浜で6月に世界大会 18年ぶりの日本開催

    今年6月、横浜で世界の葬儀関連事業者が集う世界大会が開催される。主催する「FIAT-IFTA」(国際c
  3. 葬儀事前相談員資格認定試験

    2019-11-20

    葬儀の事前相談員資格認定試験を実施 全葬連

    経済産業大臣認可の「全日本葬祭業協同組合連合会」(全葬連、石井時明会長)は11月18日と19日の両日c
  4. チーズフェスタ2019

    2019-11-12

    チーズフェスタに6千人超、「チー1グランプリ」も決定

    チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は11月10日と11日の両日、東京渋谷区・恵比寿の「エビススc
  5. 全葬連第44回通常総会懇親会

    2019-5-22

    来年の国際葬儀連盟世界大会への準備推進 全葬連

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)は5月21日、第44回定期総会を都内で開き、来年6c
ページ上部へ戻る