リコール未対応の中古車「販売せず」 米GM、業界慣行を打破🔓

米自動車大手ゼネラルモーターズ(GM)は今春にも中古車販売プラットフォーム「CarBravo」を立ち上げ、同社の安全基準を満たした車両のみを、他社メーカーを含めて販売すると発表した。改修が実施されていないリコール車両は販売しない方針で、業界とは一線を画す考えだ。

米国の連邦法ではリコール未対応の中古車両の一般販売を禁止しておらず、大手サイトを含む全国の中古車ディーラーがリコール車両の販売を続けている。自動車業界に厳しい目を向けてきたアメリカ消費者連合(CFA)は「危険なリコール製品の一般販売を公然と容認している唯一の業界が中古車業界だ。GMの業界初となる取り組みは大きな一歩であり、時代の転換を示すものだ」と称賛した。CFAが自動車メーカーを称賛するのはまれだとしている。

CFAによると、発火やブレーキ故障に加え、運転中にハンドルが外れたり、衝突時にルーフが吹き飛んだりする可能性のある欠陥中古車が全国で販売されており、CFAは「乗員だけでなく、他のドライバーや歩行者を傷つけるおそれがある」と指摘。GMの販売方針を称賛するとともに、他のサイトやディーラーに対し、同様の取り組みを行うよう呼びかけた。また、連邦議会に向けて禁止法の制定を要求している。

未改修のリコール車両を巡っては、1960年代以降、新車の販売が禁止されたが…(以下続く)

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