東京都が「多重債務110番」実施 5日・6日 まずは相談を!

東京都消費生活総合センター(飯田橋)は9月5日と6日、無料特別相談「多重債務110番」を実施する。弁護士、司法書士、生活再生の専門家が対応する。同センターは「債務問題は専門家に相談することで必ず解決できる」とし、一人で悩まずすぐに相談するよう呼びかけている。

110番は9月5日(月)・6日(火)の9時~17時。相談電話番号は03-3235-1155。同センターでの来所相談(予約不要)も受け付ける。場所はJR飯田橋駅西口のセントラルプラザ16階。

都は多重債務問題の解決に向け、年2回特別相談を行っており、前回は今年3月に実施した。都消費生活総合センターには2日間に40件の相談(電話26件、来所14件)があり、1人当たりの平均債務額は372万円、最高債務額は住宅ローンを含む4257万円だった。都は債務整理の専門家につなぐ「東京モデル」という取り組みを展開しており、相談者は生活再建に向けた一歩を踏み出している。

110番や多重債務に関する窓口、東京モデルなどの詳細は情報サイト「東京くらしWEB」参照を。

関連記事

消費者運動年鑑2023

ニッポン消費者新聞最新号発行しました

新着記事

  1. 全日本トラック協会Gマーク制度
    国土交通省は12月17日、全日本トラック協会の「Gマーク(安全性優良事業所)」認定により、2024年c
  2. 国民生活センター
    ◎迅速解決3カ月めざす 制度の活用も呼びかけ 早期に消費者紛争を解決する国民生活センターの「ADRc
  3. キユーピーマヨネーズ100周年
    キユーピーは12月2日、2025年に「キユーピー マヨネーズ」が発売100周年を迎えるにあたり、記念c
  4. 太陽光パネル
    米シカゴ市のブランドン・ジョンソン市長は1月3日、市所有のすべての建物とその運営を100%再生エネルc
  5. 主婦連衣料部学習会
    主婦連合会衣料部は12月4日、主婦会館プラザエフで学習会「実は、革ってサステナブル」を開き、原材料かc

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. 全葬連石井時明会長

    2020-1-22

    登録制度導入も視野に 葬祭業めぐり3省庁が情報交換

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)の石井時明会長は1月21日、同連合会と全日本葬祭業政治連盟の合同c
  2. 全日本葬祭業協同組合連合会

    2020-1-9

    国際葬儀連盟、横浜で6月に世界大会 18年ぶりの日本開催

    今年6月、横浜で世界の葬儀関連事業者が集う世界大会が開催される。主催する「FIAT-IFTA」(国際c
  3. 葬儀事前相談員資格認定試験

    2019-11-20

    葬儀の事前相談員資格認定試験を実施 全葬連

    経済産業大臣認可の「全日本葬祭業協同組合連合会」(全葬連、石井時明会長)は11月18日と19日の両日c
  4. チーズフェスタ2019

    2019-11-12

    チーズフェスタに6千人超、「チー1グランプリ」も決定

    チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は11月10日と11日の両日、東京渋谷区・恵比寿の「エビススc
  5. 全葬連第44回通常総会懇親会

    2019-5-22

    来年の国際葬儀連盟世界大会への準備推進 全葬連

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)は5月21日、第44回定期総会を都内で開き、来年6c
ページ上部へ戻る