告発型消費者運動、真価発揮へ 亀山亜土さん🔒

日本消費者連盟共同代表・亀山亜土さん
◎実践重視、消費者の権利実現めざす

「日消連(日本消費者連盟)の運動では、取り組む課題の一つひとつに、運動の歴史を切り拓いてきた先人一人ひとりの思いが反映されています。各地の草の根運動とネットワークを構築し、告発型運動を提起し、常に、連帯という目標を掲げていく、そのような活動をめざしているのが日消連です」

日本消費者連盟亀山亜土共同代表

6月18日、日消連の第50回定期総会が開催された。総会後には、戦争に反対し、いのちとくらしを尊ぶ平和な社会をめざす運動に連携して取り組んでいる主婦連合会会長の河村真紀子さんや、韓国、台湾からの消費者を招いた国際シンポジウムも開かれた。佐々木ミヨ子さん、マーティン・フリッドさんとともに共同代表の重責を担うのが亀山亜土さんだ。住民運動に学生時代から取り組み、反公害や反原発運動を通じて多くの活動人士と交流を深めてきた。その過程で日消連創設者の一人、竹内直一さん(故人)や、元代表運営委員の富山洋子さんらの知己を得た。以降、日消連との協働関係を築いてきた亀山さん。昨年からはその担い手の一人へと立ち位置が変わった。

「日消連はこれまで食品、環境、有害物質排除など個々の取組では大きな成果を勝ち取ってきました。ただ、その活動を現在トータルでみたとき、日々新しい問題が生じ……(以下続く)

(本紙7月1日号「消費者問題はいまー提言」欄より一部転載)

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