全葬連全国大会、富山で開催 来年6月に国際葬儀連盟世界大会

地域に密着し、遺族に寄り添う、そんな相互扶助の事業展開を目指す全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連・石井時明会長)は10月9日、300人を超す連合会所属員が参加し、「第64回全国大会」を富山市で開いた。今年は「北陸・富山で 今こそ葬儀の役割、本質を見つめ直し、考える」というテーマで、亡き人を優しく弔う葬儀の重要性、”いのち”を看取る社会的使命の重大性と必要性を再確認した内容となった。大会では、全葬連が主催団体として来年6月に横浜市で開催する国際葬儀連盟世界大会への期待も表明された。

全日本葬祭業協同組合連合会第64回全国大会

富山市で開かれた第64回全葬連全国大会(9日)

開催あいさつの中で石井時明会長は、インターネット契約や違法広告による消費者トラブル増加など、葬儀環境が複雑・多様化・グローバル化している現状を前提に、「解決すべき難しい問題もまだまだ山積しているが、こういう時代にこそ、葬儀の本質について考え、重要性を社会的に周知・普及させていくことが必要」と呼びかけた。

大会では、記念講演に矢部輝夫さん(合同会社おもてな創造カンパニー代表)が「どんな会社でもできる軌跡の職場の作り方、働く誇りを持つために~人は行動方針を示すだけは動かない~」というテーマで記念講演、また、「これからの葬儀について」を石毛泰道さん(曹洞宗・徳雲寺住職)が報告した。

パネルディスカッションでは、矢部さん、石毛さん、濱名雅一さん(全葬連副会長)らが登壇、コーディネーターに赤堀正卓さん(産経新聞社終活読本ソシエ編集長)を交えて「現代の葬儀事情と今後の葬儀業界の在り方」をテーマに事業の方向性、展望などを話し合った。葬儀をめぐる課題を参加者らで共有し、それら対応をそれぞれの地域に活かすことを大きな目的とした大会となった。

来年6月の国際葬儀連盟世界大会は、国際葬儀連盟創立50周年という記念大会となる。世界の葬儀関係者約700人が一堂に集う世界大会は全葬連の第65回全国大会と同時開催を予定していることも報告された。訪日外国人が増加する中、グローバル化への対応も今後の課題として確認された。国際葬儀連盟は全葬連・北島廣副会長が会長を務めている。

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