【豪州】副業詐欺の被害総額が3倍に 副収入期待を逆手に

オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)は1月22日、2023年の副業詐欺による被害総額が2470万豪ドル(約24億円)にのぼり、前年(870万豪ドル)のおよそ3倍に急増したと発表した。ACCCのカトリオナ・ロウ副委員長は「(物価が高騰し)家計が圧迫されているため、多くの人が副収入を得る機会を探しており、詐欺師はこれを利用している」と注意を呼びかけた。

ACCC詐欺通報窓口「Scamwatch」に寄せられた2023年の「副業詐欺」苦情は4800件を超え、被害総額が2470万豪ドルにのぼった。被害者の多くが18~44歳で、ソーシャルメディア上の求人広告をきっかけとした事例が目立った。仕事の内容は通販サイトにレビュー投稿するものやTikTok動画に「いいね!」するだけのものも含まれ、ACCCは「空いた時間にオンラインで仕事をしたいという人々が狙われている」と指摘する。

応募すると、対話アプリ「ワッツアップ(WhatsApp)」など通じて詐欺師が直接コンタクトを取ってくる。「高収入を保証する」、「継続的な収入が得られる」などと持ち掛け、初期投資費用や定期契約を名目として金銭の支払いを求めてくるという。

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