コードリール、使い方注意 巻いたままだと発火も NITE

近年のDIYやキャンプブームを背景に出荷台数が伸びているコードリールについて、NITE(製品評価技術基盤機構)は1月25日、本体表示の確認と正しい使用を呼びかけた。コードを巻いた状態とすべて引き出した状態とで接続できる最大消費電力量が異なる製品や、巻いた状態での使用を認めていない製品があるという。建物が半焼する事故も報告されていて、NITEは「使い方を誤ると火災の危険がある」と警告している。

コードリール

畑屋製作所の協力を得てNITEが作成した注意喚起動画。コードを引き出さずに最大消費電力を超えて使うと発火した

NITEによると、北海道で2018年11月、使用中のコードリール付近から出火し、建物が半焼する火災が発生。コードリールはほぼ巻き取った状態で使われていて、布団乾燥機2台と電気除湿器2台が接続されていた。巻き取り時の定格電流値を超えて使用したため、コードが異常発熱して火花が生じ、火災に至ったとみられた。

消費者向けコードリールの2021年出荷台数は19年比19%伸長(データ提供・畑屋製作所)。近年のDIYやアウトドアブームなどを背景に売り上げを伸ばしており、初めて使用する人も多いとみられる。

NITEは注意喚起動画を作成して啓発を強化し、取扱説明書と本体表示の確認を呼びかけている。一例として「巻いたままで使えば定格5A電流 全長引き出して使えば限度15A電流」(1アンペアは約100ワット)などと警告表示されているという。異常発熱に対する安全機能を搭載した製品も販売されていて、NITEは「次回購入時の参考にしてほしい」と話している。

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