キユーピー、リサイクルキャップ採用ドレッシング数量限定販売

◎6者連携 回収キャップを再資源化/地域型資源循環のモデルケースに

キユーピー(東京都渋谷区)は、4月22日にカスミ鹿嶋スタジアム店にて、リサイクルキャップを採用したドレッシング3種を数量限定で販売した。これは、キユーピー、茨城県鹿嶋市、リファインバース、三菱ケミカル、東洋製罐グループ、カスミの6者連携による取り組み。6者は、プラスチック容器の循環を目指す「プラリレープロジェクト」を展開し、回収から再商品化・販売までの循環サイクルを実現した。今後は、啓発・回収・再生・製品化・販売の各プロセスを通じて見えてきた課題や関係者からの声を「プラスチック容器の循環に関する検証レポート」として取りまとめる予定だ。

リサイクルキャップ採用ドレッシング

リサイクルキャップを採用したドレッシング3種。回収から販売までの循環リサイクルを実現した

このプロジェクトは、茨城県内におけるプラスチック容器の循環を目的としたもので、6者がリレー形式でプラスチックを繋いでいく実証実験となる。これまで主に焼却・廃棄されてきた使用済みのドレッシングキャップやペットボトルキャップに対し、ケミカルリサイクルを活用し、食品用容器における再生材の採用を実現した。県内で回収から再製品化までのサイクルを完結させたことで、地域型資源循環のモデルケースとなることを目指す考えだ。

ケミカルリサイクルを行うにあたり重要な点は、資源を適切に分別し、リサイクルに適している素材を集めることだ。今回、鹿嶋市の小中学校14校でドレッシングキャップおよびペットボトルキャップを回収する際には、分別ワークショップやオンライン授業を実施し、理解を深めた。

再生されたキャップを採用した対象製品は、キユーピー「深煎りごまドレッシング」、「シーザーサラダドレッシング」、「テイスティドレッシング黒酢たまねぎ」の3種。カスミ鹿嶋スタジアム店にて、いずれも100本ずつの数量限定で販売を開始した。

6者は「茨城県内で回収した資源を再製品化して販売するまでのプロセスを完遂することができたのは、大きな成果だ」と強調。今後も引き続きプロジェクト関係者で協議を継続し、プラスチックの循環と持続可能なくらしの実現に向けて活動を推進していきたいとしている。

(本紙「ニッポン消費者新聞」5月1日号より転載)

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