スバル「フォレスター」が最高賞受賞 自動車安全性能2025
- 2026/5/29
- くらし
国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)は5月28日、都内で2025年度自動車アセスメント(自動車安全性能2025)の表彰式を開催し、スバルの「フォレスター」に最高賞のファイブスター大賞を授与した。開発を担当したスバル商品革新本部プロジェクトゼネラルマネージャーの藤居拓也さんは「フォレスターはいつでも、どんな場面でも、使う人の期待に応えることができるクルマ。名誉ある賞をいただいたフォレスターが更なる事故低減の牽引役になってくれると確信している」と受賞の喜びを語った。
評価結果によると、フォレスターは、歩行者や自転車との衝突時に備えた「サイクリスト対応歩行者保護エアバッグ」の採用により、歩行者頭部保護試験などで2025年度最高得点を記録。予防安全性能・衝突安全性能ともに最高ランクを達成し、総合評価で193.8点満点中184.62点と2025年度最高得点を獲得してファイブスター大賞を受賞した。
フォレスターの安全性能について報告した藤居氏は「2030年の死亡交通事故ゼロを目指し、総合安全として0次安全から走行安全、予防安全、衝突安全、つながる安全まで、領域ごとの強化を進めている」と説明。アレイ式アダプティブドライビングビームやLEDコーナーリングランプの採用で視認性を大幅に向上させたほか、スバル独自の水平対向エンジンとシンメトリカルAWDによる走行安全性、新規追加の広角単眼カメラを含むアイサイトによる予防安全など複合的な安全技術を紹介した。藤居氏は「安全なクルマが普及してこそ安全・安心な社会が形成される。これからもお客様のお求めやすい価格で安全な車両を開発してお届けしていく」と語った。
自動車アセスメントは、市販車の安全性能を評価し、その結果を公表することで、消費者の先進安全技術への関心と理解を深めることを目的としている。また、安全性の高い自動車を選びやすくすることで、安全性能の高い車両の開発を促進する狙いもある。
2025年度の評価対象はスバル「フォレスター」、フォルクスワーゲン「ティグアン」、ホンダ「アコード」、ミニ「ミニカントリーマン」の4車種。スバル「フォレスター」が唯一5つ星を獲得し、ファイブスター大賞を受賞した。
国土交通省物流・自動車局の猪股博之次長は「2025年の交通事故死者数は2547人と前年比116人減少し、統計が残る昭和23年以降で最少を記録した」と述べた上で、「しかしながら、依然として尊い命が失われており、政府は今年3月に策定した第12次交通安全基本計画で2030年までに死者数を1900人以下とする目標を掲げた」と説明。先進安全技術の開発・普及の一層の推進には産官学の緊密な連携が不可欠とし、「自動車アセスメント事業は目標達成に向けた重要施策であり、技術の高度化が進む中でその役割はますます重要になる」と強調した。
























