【豪州】安全なペットフードを! 3月にも犬100頭が被害

豪州の消費者団体CHOICE(チョイス)がペットフード安全法の成立を求める署名運動を展開している。同国にはペットフードの安全性に関する法規制がなく、メーカーによる自主基準があるのみ。被害が起きてもリコールの判断はメーカーにゆだねられている状況で、ペットフードに関連したペットの重病や死亡もたびたび起きていた。チョイスは早急な法規制を要求している。

チョイスによると、今年3月にも人気ドッグフード製品「Advance Dermocare」が原因とみられる健康被害が発生。警察犬を含む100頭以上の犬が治る見込みのない「巨大食道症」を患い、少なくとも17頭が死亡したという。現在、メーカーが製品の自主回収を進めているが、こうしたリコール事案は直近7年間で3度目になるという。

チョイスが要求しているのは、ペットフードの品質・安全基準の策定▽リコール制度の導入▽ラベル表示の改善――など。ドッグフード被害事件を機に、政界でも法規制に向けた動きがみられ、現在、上院が実態調査を実施中。8月末をめどに報告書と提言をまとめる方針だ。

チョイスは「今が消費者の声を届ける最大のチャンスだ」とし、署名への賛同を呼びかけた。キャンペーンでは、参加者らでペットの写真を共有化する企画も行っており、その一部が公開されている。

関連記事

消費者運動年鑑2019

ニッポン消費者新聞最新号

新着記事

  1. WII関連情報をを受け付ける適格消費者団体
    全国に16団体認定されている適格消費者団体が連携して本日(13日)から全国一斉にWILL(ウィル)関...
  2. はるまや紙製ショッピングバッグ
    スーツ大手のはるやま商事はプラスチックごみ問題への取り組みの一環として、12月中旬から順次、グループ...
  3. 形態安定加工ワイシャツのテスト
    北海道消費者協会はワイシャツの形態安定加工で使われるホルムアルデヒドに関する商品テストを実施した。ホ...
  4. 豪州消費者団体Choice
    食品の健康度合いを星を数で表す格付けマーク「ヘルススターレーティング」を巡り、豪州の消費者団体CHO...
  5. チーズフェスタ2019
    チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は11月10日と11日の両日、東京渋谷区・恵比寿の「エビスス...

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. チーズフェスタ2019

    2019-11-12

    チーズフェスタに6千人超、「チー1グランプリ」も決定

    チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は11月10日と11日の両日、東京渋谷区・恵比寿の「エビスス...
  2. コンシューマーリポート

    2019-11-7

    【米国】2年で販売台数10倍 エアフライヤーが本格普及

    油を使わずに揚げたように調理できるエアフライヤー(ノンフライヤー)が米国で急速に普及している。調査会...
  3. 全葬連第44回通常総会懇親会

    2019-5-22

    来年の国際葬儀連盟世界大会への準備推進 全葬連

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)は5月21日、第44回定期総会を都内で開き、来年6...
  4. チーズフェスタ2018

    2018-11-12

    「チーズフェスタ2018」に7700人 多彩なチーズレシピ

    11月10日(土)と11日(日)の両日、チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は、渋谷区・恵比寿の...
  5. 全日本葬祭業協同組合連合会

    2018-11-2

    国際葬儀連盟会長に就任 全日本葬祭業協同組合連合会

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連・石井時明会長)は10月25日に熊本市で全国大会を開き、同連合会副...
ページ上部へ戻る