アマゾン装う架空請求、今年も猛威 300万円の被害も

2017年度に急増したアマゾンをかたるSMSによる架空請求の相談が、直近1年間においても高止まりの状況にあることが愛知県の調べでわかった。300万円を支払ってしまったケースも報告されており、県は「実在するアマゾンジャパンは、SMSで未納料金を請求することはなく、不特定多数に送付された架空請求。一切無視を」と呼びかけている。

県によると、アマゾンをかたるSMSによる架空請求の相談は今年7月までの直近1年間に1081件あり、前年同期の1015件をさらに上回り、高止まりの状況となっていた。

相談者の年齢は30~70歳代まで幅広く、全体の4%にあたる43件が金銭被害に遭った事例。平均支払い額は4万4千円で、50万円以上を支払ってしまったケースが9件あり、最高額は300万円だった。

40歳代男性のケースでは、アマゾンの名前で「有料コンテンツの未納料金がある」とのSMSが届き、電話で確認したところ「いったん19万円を支払えばあとで協会から返金される」との説明を受けた。男性は指示通りコンビニで電子ギフト券を購入し、ギフト券番号を伝えて支払い手続きを行った。その後、ネットで見ると架空請求との書き込みがあり、だまされたことに気づいたという。

県は「ギフト券の番号を相手に伝えると事業者はすぐにギフト券を使用してしまうので、お金を取り戻すのは非常に困難だ」として、架空請求は一切無視し、ギフト券の購入には応じないよう呼びかけている。

関連記事

消費者運動年鑑2019

新着記事

  1. 農薬危害防止運動ポスター
    農林水産省や都道府県などは共同で、6月1日から「農薬危害防止運動」を展開する。農薬散布が増える時期に...
  2. 公益科学センター
    ジョージア州アトランタ市は、市が管轄する敷地内での食品調達指針を策定し、一定の栄養基準を満たした食品...
  3. トヨタアルフォード
    国土交通省とNASVA(自動車事故対策機構)は5月27日、2019年度「自動車アセスメント」評価結果...
  4. 死亡事故が起きているキャバリアチェスト
    米消費者製品安全委員会(CPSC)は5月27日、ふたを閉じると自動でロックする「キャバリア(Cava...
  5. 踏み台からの転倒事故
    いすや踏み台、介護ベッドなどの製品を使用中、バランスを崩すなどして高齢者が転倒・転落する屋内での事故...

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. 全葬連石井時明会長

    2020-1-22

    登録制度導入も視野に 葬祭業めぐり3省庁が情報交換

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)の石井時明会長は1月21日、同連合会と全日本葬祭業政治連盟の合同...
  2. 全日本葬祭業協同組合連合会

    2020-1-9

    国際葬儀連盟、横浜で6月に世界大会 18年ぶりの日本開催

    今年6月、横浜で世界の葬儀関連事業者が集う世界大会が開催される。主催する「FIAT-IFTA」(国際...
  3. 葬儀事前相談員資格認定試験

    2019-11-20

    葬儀の事前相談員資格認定試験を実施 全葬連

    経済産業大臣認可の「全日本葬祭業協同組合連合会」(全葬連、石井時明会長)は11月18日と19日の両日...
  4. チーズフェスタ2019

    2019-11-12

    チーズフェスタに6千人超、「チー1グランプリ」も決定

    チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は11月10日と11日の両日、東京渋谷区・恵比寿の「エビスス...
  5. 全葬連第44回通常総会懇親会

    2019-5-22

    来年の国際葬儀連盟世界大会への準備推進 全葬連

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)は5月21日、第44回定期総会を都内で開き、来年6...
ページ上部へ戻る