<ダイドー>自販機での貸し傘、リサイクル傘のみで展開へ
- 2019/6/12
- 企業・商品
ダイドードリンコは6月3日、自動販売機で実施している無償の貸し傘「レンタルアンブレラ」の取り組みについて、今年度から新しい傘は作らずにリサイクル傘のみでの展開を目指すと発表した。
これまでは忘れもの傘を活用したリサイクル傘とともに、自社制作した傘を併用していた。同社は「限りある資源を有効活用し、より継続性の高い地域社会貢献活動として展開していく」としている。
ダイドーは2015年10月から大阪市内限定で、無償で傘を貸し出す「レンタルアンブレラ」の活動を始めた。自販機を活用した地域貢献として話題となり、その後は徐々に展開エリアを拡大、現在では16都道府県で実施している。今年度は広島県と三重県を追加し、18都道府県、最大540台での展開を目指す。
リサイクル傘は近鉄、西武、東急、名古屋鉄道、JR西日本から提供を受けた忘れもの傘を主に活用。ステッカーを貼るなどして加工を施した後、自販機のレンタルアンブレラBOXに設置していく。