【豪州】車の修理中の事故に注意 ジャッキの誤使用で下敷きに

オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)は6月21日、消費者が自ら行う車の修理中の事故で、2000年以降、約120人が死亡したと発表した。死亡事故の多くが、車両を持ち上げるジャッキに関連したもの。ACCCは正しい作業手順を解説する動画を作成するなど安全キャンペーンを展開している。

ACCCによると、この20年間に約120人が死亡し、数百人が負傷して入院した。死亡事故の多くが誤った方法で車両を持ち上げたために起きていて、ジャッキに関連した事例が目立った。亡くなった人のほとんどが男性で、多くが40歳代だったという。

ACCCのミック・キーオ副委員長は「多くの人が車両の下に潜り込んで作業をしている間に亡くなっている。我々はジャッキのみで持ち上げた車両の下に入るべきではない、ということを周知したい」と語った。

安全を確保するためのポイントは▽ジャッキを正しく使用する▽ジャッキで持ち上げた後は必ずサポートスタンドで固定する▽サポートスタンドの代わりにレンガや木片を使わない▽砂地や傾斜、緩んだ地面で作業を行わない――など。負傷事故の場合でも切断や骨折、挫傷など深刻なケースが多く、キーオ副委員長は「複数の安全管理を実施することが非常に重要だ」と呼びかけた。

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