【米国】ルーターの安全性に格差 攻撃受けても遮断しない製品も

米消費者情報誌コンシューマー・リポートがルーター29台を対象としたセキュリティ試験を行った結果、安全性能の低い製品が流通していることがわかった。同誌は「ルーターは家庭内の接続デバイスの入り口の機能を果たす製品。使用している製品がどれほど脆弱かを消費者は知っておく必要がある」と指摘している。

試験結果によると29台のうち11台は短いパスワードや単純なパスワード(12345978など)でも使用が可能だった。また、20台は複数回ログインに失敗しても、それを遮断せず、ハッカーの侵入を許すおそれがあった。さらに11台はアップデートを自動更新せず、ユーザーが確認して更新しなければならない仕様となっていた。一方、少数台のルーターは強固な安全性能を持っており、同誌は「この試験結果は重要な意味を持つ。安全性能を高める改善策が示された」とコメントした。

今回の試験は、コンシューマー・リポートが新たに設立したデジタルラボの初仕事となる。この研究所は地域密着型情報サイト創業者、Craig Newmark氏による600万ドル(約6億3000万円)もの寄付をもとに立ち上げたもので、デジタル分野における消費者問題に対処する最新鋭設備となる。

関連記事

ニッポン消費者新聞最新号

新着記事

  1. 香港消費者委員会
    香港消費者委員会が、シンガポール消費者協会(CASE)との間で、越境消費者トラブル紛争解決に関する協...
  2. 健康食品Q&A
    消費者庁が2017年10月に発行した消費者向け冊子「健康食品Q&A」が好評を得ているようだ。...
  3. 記者会見する伊藤明子長官
    厚生労働省がゲノム編集技術応用食品について事業者が自主的に届け出るよう通知したことに際し、消費者庁の...
  4. NACS怪しい勧誘・広告なんでも110番
    公益社団法人日本消費者生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会(NACS)は、恒例の「なんでも1...
  5. オーストラリア競争・消費者委員会
    オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)は9月16日、中国人留学生を狙った詐欺の被害が深刻化して...

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. 全葬連第44回通常総会懇親会

    2019-5-22

    来年の国際葬儀連盟世界大会への準備推進 全葬連

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)は5月21日、第44回定期総会を都内で開き、来年6...
  2. チーズフェスタ2018

    2018-11-12

    「チーズフェスタ2018」に7700人 多彩なチーズレシピ

    11月10日(土)と11日(日)の両日、チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は、渋谷区・恵比寿の...
  3. 全日本葬祭業協同組合連合会

    2018-11-2

    国際葬儀連盟会長に就任 全日本葬祭業協同組合連合会

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連・石井時明会長)は10月25日に熊本市で全国大会を開き、同連合会副...
  4. 引越安心マークのトラック

    2018-3-6

    「安全・安心」な引越を 「引越安心マーク」制度導入4年目に

    全日本トラック協会、信頼マークとして提示 「引越安心マーク」をご存知だろうか。厳しい基準をクリアー...
  5. チーズフェスタ2017

    2017-11-13

    チーズフェスタに約7千人参加、チー1グランプリも発表

    11月11日と12日の両日、都内で開催されたチーズの祭典「チーズフェスタ」に2日間で延べ7千人を超え...
ページ上部へ戻る