【米国】加工肉の「硝酸塩無添加」表示は誤解招く 使用禁止を

  • ̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj

食品政策を監視する非営利団体、公益科学センター(CSPI)と消費者情報誌コンシューマー・リポートはこのほど、米農務省に対し、「Uncured(保存処理していない)」や「No Nitrate or Nitrite Added(硝酸塩・亜硝酸塩無添加)」といった表示を加工肉に使用しないよう求める嘆願書を提出した。これらの表示は誤解を招きやすく、より健康的であるとの誤った印象を消費者に与えると指摘している。

コンシューマー・リポートが鶏肉やハム、ローストビーフ、サラミなどの加工肉31商品を調べたところ、「Uncured」や「No Nitrate or Nitrite Added」の表示のあった商品から通常の加工肉と同じレベルの硝酸塩などが検出された。

実はこうした表示のある加工肉には、硝酸塩を含有するセロリなどの野菜粉末が代替原料として使われていて、無添加表示の説明として「天然由来成分を除く」と小さな文字で記載されている。コンシューマー・リポートのシャーロット・ヴァレイズ氏は「硝酸塩無添加の表示のある加工肉は健康的なイメージを与えるが、実際の健康リスクは通常の加工肉と本質的に同じだ」と説明。こうした表示は硝酸塩を避けたいと考える消費者を誤解させると指摘した。

テストした加工肉の硝酸塩・亜硝酸塩のレベルは基準を下回っていたものの、CSPIのSarah Sorscher氏は「消費者の混乱を終わらせるために、こうした表示を使用禁止にすべきだ」と主張している。

  • ̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj

関連記事

消費者運動年鑑2020

ニッポン消費者新聞最新号発刊しました

新着記事

  1. CPSCが警告した子ども用ラウンジャー
    弾力性のある椅子の一種、ラウンジャーを使っていた乳児が窒息死する事故が2件発生したとして、米消費者製c
  2. ACAPわたしの提言
    企業の消費者担当者などで構成するACAP(公益社団法人消費者関連専門家会議、村井正素理事長)は1月2c
  3. コンシューマーリポート
    パンデミックで冷凍野菜・果物の売上が伸びる中、米国の消費者団体コンシューマー・リポートが369アイテc
  4. 主婦連合会
    消費者庁が1月21日までパブリックコメントを実施した「食品添加物の不使用表示に関するガイドライン案」c
  5. 消費者庁
    消費者庁は1月20日、大幸薬品が販売するウイルス除去・除菌の効果を謳った商品に対し、効果を示す合理的c

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. 全葬連石井時明会長

    2020-1-22

    登録制度導入も視野に 葬祭業めぐり3省庁が情報交換

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)の石井時明会長は1月21日、同連合会と全日本葬祭業政治連盟の合同c
  2. 全日本葬祭業協同組合連合会

    2020-1-9

    国際葬儀連盟、横浜で6月に世界大会 18年ぶりの日本開催

    今年6月、横浜で世界の葬儀関連事業者が集う世界大会が開催される。主催する「FIAT-IFTA」(国際c
  3. 葬儀事前相談員資格認定試験

    2019-11-20

    葬儀の事前相談員資格認定試験を実施 全葬連

    経済産業大臣認可の「全日本葬祭業協同組合連合会」(全葬連、石井時明会長)は11月18日と19日の両日c
  4. チーズフェスタ2019

    2019-11-12

    チーズフェスタに6千人超、「チー1グランプリ」も決定

    チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は11月10日と11日の両日、東京渋谷区・恵比寿の「エビススc
  5. 全葬連第44回通常総会懇親会

    2019-5-22

    来年の国際葬儀連盟世界大会への準備推進 全葬連

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)は5月21日、第44回定期総会を都内で開き、来年6c
ページ上部へ戻る