セーフティグッズ、見て触って親子で体験 楽しみながら事故防止


子どもの安全に配慮した商品を親子で体験できる「セーフティグッズフェア」が1月25日、東京・北千住で開催された。イベント開始前から行列ができる盛況ぶりで、会場では親子連れがグッズを手に取り、安全性への工夫を確認する姿が見られた。

セーフティグッズフェア

東京・北千住で開催されたセーフティグッズフェア「みる・しる・さわる展」(25日午後、シアター1010にて)

東京都とキッズデザイン協議会が主催するセーフティグッズフェアは今年で6回目。キッズデザイン賞受賞作品を中心に約70点のグッズを展示したほか、親子で楽しめるワークショップや受賞作品で遊ぶ体験コーナーを併設し、合計100点近くのグッズを体験できるようにした。

2019年度キッズデザイン受賞作品からは東京都知事賞の「壁用プッシュコンセントUCWシリーズ」(TERADA)を展示。使用しない時は壁面内に収納でき、子どものいたずらによる事故を防ぐ。審査委員長特別賞受賞の「テレビスタンドの転倒防止機構」(パナソニック)は、子どもがつかまっても転倒しない工夫が施されている。

キッズデザイン協議会会長賞の「避難用新生児キャリー」(日本エイテックス)は、緊急災害時に新生児1人を寝かせたまま運べる抱っこひも。そのほか16年度キッズデザイン賞受賞の「毛糸ミシンHug」(アックスヤマザキ)は展示に加えワークショップにも登場。指が入らない針ガードを搭載した安全設計ミシンを使い、子どもたちがものづくりを体験した。

販売コーナーでは「「誤飲チェッカー」や「曲がる歯ブラシ」など約15点を陳列。午前中に最も売れ行きの良かったのは「布用シールirodo」(扶桑)で、アイロンを使わずにバッグやポーチをデコレーションできる。開始2時間ほどで30個近くが売れた。

これだけの数のセーフティグッズを一堂に体験できるのは同イベントだけ。キッズデザイン協議会は「保護者に注意を呼びかけるだけでは子どもの事故は減らない。子どもが間違って使ってもけがをしない工夫をすることが大切だ」とする一方で、「普及はこれから。フェアは実体験できる貴重な機会なので、多くの人に参加を呼びかけていきたい」と語った。

2月1日には東京都武蔵村山市のイオンモールむさし村山(1Fセンターコート・ノースコート)で開催する。時間は10時~17時まで。無料。詳細は東京都の情報サイト「東京くらしWEB」参照を。

セーフティグッズ

展示したグッズの一例。壁用プッシュコンセントUCWシリーズ(上段左)、テレビスタンドの転倒防止機構(上段右)、避難用新生児キャリー(下段左)、毛糸ミシンHug(下段右)

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