【欧州】ビアゴーゴーは攻撃的 「タイマーで購入迫る」

スイスのチケット転売サイト大手「ビアゴーゴー(viagogo)」が攻撃的で誤解を招く手法を駆使して消費者に購入を迫っているなどとして、フランス消費者同盟(UFC)は2月18日、パリ裁判所に苦情を申し立てるとともに、消費者に同サイトの利用を控えるよう呼びかけた。

UFCが問題視するのは同サイトの攻撃的な手法。焦燥感をあおるタイマーを表示したり、「このチケットはもうすぐ売り切れる」「今、あなたの他に21人がこれを見ている」「残りわずか」などのアラートを次々と表示したりして、消費者に購入を迫っているという。こうした手法について「プレッシャーをかけられたユーザーはチケット価格などの重要な情報に注意を払わなくなる」と指摘した。

また、手数料などの追加費用を適正に表示しておらず、決済されるまで消費者が気付かなかった事例や、公式販売サイトの2倍、3倍もの高額でチケットを購入させられる事例もあった。

UFCは消費者から500件近くの苦情・被害事例を収集している。仏では投機目的のチケット転売が禁止されており、UFCは「消費者だけではなくイベント主催者、ファン、サポーターも同サイトの犠牲者だ。チケットの売買を仲介しているだけ、との理由は通用しない」と主張している。

関連記事

消費者運動年鑑2019

ニッポン消費者新聞最新号

新着記事

  1. オーストラリア競争・消費者委員会
    新型コロナウイルス対策として在宅勤務や在宅教育、遠隔医療が広がる中、急増する通信トラフィックに対応す...
  2. 古賀真子さん
    NPO法人コンシュマーネット・ジャパン(CNJ)理事長 古賀真子さん ■静養第一に ワクチン・治療...
  3. ニッポン消費者新聞2020年新年号
    特集 食品安全、毒性評価で問題提起 「閾値」の存否検証報告 食品Gネットの院内集会で ...
  4. 野菜サラダ
    新型コロナウイルスへの対抗手段の一つとして、FAO(国際連合食糧農業機関)は3月28日、ツイッターで...
  5. お断り
    改正健康増進法が4月1日に全面施行され、飲食店や職場などが原則禁煙になることについて、74.6%の人...

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. オーストラリア競争・消費者委員会

    2020-4-2

    【豪州】在宅勤務や遠隔医療で回線ひっ迫懸念 通信業界が連携

    新型コロナウイルス対策として在宅勤務や在宅教育、遠隔医療が広がる中、急増する通信トラフィックに対応す...
  2. 野菜サラダ

    2020-4-1

    FAO、今まで以上に健康的な食習慣を 野菜の摂取など5項目

    新型コロナウイルスへの対抗手段の一つとして、FAO(国際連合食糧農業機関)は3月28日、ツイッターで...
  3. 国際消費者機構(CI)

    2020-3-30

    CI、医療・食品・正確な情報へのアクセス確保を要求

    新型コロナウイルスの世界的感染拡大を受け、消費者団体の世界的組織「国際消費者機構」(CI、本部・ロン...
  4. AARP

    2020-3-27

    【米国】高齢者は来店不要、薬局大手が処方薬の無料配送

    高齢者の非営利団体AARP(本部・ワシントンDC)は3月24日、CVS、ライトエイド(Rite Ai...
  5. 全葬連石井時明会長

    2020-1-22

    登録制度導入も視野に 葬祭業めぐり3省庁が情報交換

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)の石井時明会長は1月21日、同連合会と全日本葬祭業政治連盟の合同...
ページ上部へ戻る