【仏国】水産施設の半数が違反 魚に水注入、すり身に混ぜ物

フランスの消費者保護政策機関「競争・詐欺・消費防止総局(DGCCRF)」の2018年調査によると、水産物を取り扱う食品売り場や加工所などの施設の半数以上が表示・販売規則を順守していないことがわかった。調査結果を受けて、フランス消費者同盟(UFC)は「水産分野における食品違反は一向に改善されていない。規制当局も警告などの措置を繰り返しているが、違反率の増加に歯止めがかからず、事態の収拾に成功していない」といらだちをみせている。

1300以上の施設(販売店、直売所、レストラン、加工施設など)を対象に調査ところ、53%の施設が1つ以上の違反行為を行っていた。違反率は年々上昇していて、16年は43%、17年は46%だった。

試買調査では74サンプルのうち半数で違反が見つかった。魚肉に水を注入して実際よりも大きく見せたり、鮮度を保つために基準以上の亜硫酸塩を使ったりする事例が発覚。すり身に別の魚肉を混ぜたり、内容量をごまかしたりするケースも確認された。

そのほか、アレルゲンや消費期限、魚名などの表示、衛生管理、水産資源の保護に関する違反も見つかったという。

関連記事

消費者運動年鑑2019

ニッポン消費者新聞最新号

新着記事

  1. 消費者庁
    AI(人工知能、Artificial Intelligence)による社会のデジタル化が進行する中、...
  2. コンシューマーリポート
    「99.99%除菌」「細菌やバクテリアを99.99%除去」などとうたって販売されているスチームモップ...
  3. 国民生活センター福原奈央さん
    国民生活センター教育研修部上席調査研究員付主査・福原奈央さん ◎地方消費者行政支援 「見守り活動...
  4. 味の素は7月7日、今年発売50周年を迎える「ほんだし」をリニューアルすると発表した。具だくさんみそ汁...
  5. 今後5年間の消費者政策の重要施策がまとまった。153施策が提示され、それぞれ取組予定と重要業績評価指...

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. 全葬連石井時明会長

    2020-1-22

    登録制度導入も視野に 葬祭業めぐり3省庁が情報交換

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)の石井時明会長は1月21日、同連合会と全日本葬祭業政治連盟の合同...
  2. 全日本葬祭業協同組合連合会

    2020-1-9

    国際葬儀連盟、横浜で6月に世界大会 18年ぶりの日本開催

    今年6月、横浜で世界の葬儀関連事業者が集う世界大会が開催される。主催する「FIAT-IFTA」(国際...
  3. 葬儀事前相談員資格認定試験

    2019-11-20

    葬儀の事前相談員資格認定試験を実施 全葬連

    経済産業大臣認可の「全日本葬祭業協同組合連合会」(全葬連、石井時明会長)は11月18日と19日の両日...
  4. チーズフェスタ2019

    2019-11-12

    チーズフェスタに6千人超、「チー1グランプリ」も決定

    チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は11月10日と11日の両日、東京渋谷区・恵比寿の「エビスス...
  5. 全葬連第44回通常総会懇親会

    2019-5-22

    来年の国際葬儀連盟世界大会への準備推進 全葬連

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)は5月21日、第44回定期総会を都内で開き、来年6...
ページ上部へ戻る