低温調理の食材内部画像収集へ 加熱状態を紹介、リスコミで活用

低温調理などの新しい調理法が普及する中、加熱不十分な食材による食中毒が発生していることを受け、食品安全委員会は食材内部の加熱状態をとらえた画像の収集に乗り出す。リスクコミュニケーションなどで活用し、食中毒防止に役立てていく。

食安委は3日に開いた委員会で2020年度食品安全確保総合調査課題を承認。調査の実施が決まった5つの課題のうちの1つが、「加熱調理の科学的情報の解析及び画像の開発」調査だ。低温調理などの新しい調理法が広がる中、食材内部の加熱状態が一目でわかる画像情報を集め、食中毒防止に役立てる方針。

調査は一般公募を経て、20年度中に実施され、来年夏ごろをめどに報告書が公開される見通し。

食安委によると、加熱不十分な調理を原因とした食中毒事件は年間約1000件、患者数は約2万人にのぼる。調査で得られた画像は食安委主催のリスコミのほか、関係機関にも提供して活用していく。

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