【豪州】生命保険会社が医療従事者を支援 加入拒否など防止へ

生命保険会社などが加盟する金融サービス協議会(FSC)は、新型コロナウイルス感染症の最前線で働く医療関係者や救急隊員を生命保険の面から支援することを決めた。

保険の加入を拒否したり、保険料を値上げしたりすることを防ぐ統一規約を策定し、規制当局に認可を申請。オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)がこれを暫定的に承認した。これにより正式承認を待たずに効力を発揮する。

申請したのはFSC加盟の生命保険会社27社。新型コロナと対峙する労働者が生命保険の補償対象から除外されないよう業界横断的な規約を設けた。対象は医師や看護師、スタッフなどすべての医療従事者、救急隊員、ウイルス検査従事者、メンタルヘルス従事者、ワクチン・治療薬開発従事者、薬剤師、警察官、高齢者福祉関係者、患者支援ボランティアなど広範。

ACCCは「これらの労働者が生命保険の適用を意識せざるを得ない状況にあることは悲しい現実だが、保険会社が協力し、統一的で公正・明確な基準を設定することは公益に通じる」とし、この取り組みが適正に運用されるかを監視していくとコメントした。

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