【香港】海塩の2割からマイクロプラ 食用塩のテストで初検出

海水から採取する「海塩」の2割からマイクロプラスチックが検出されたことが、消費者団体の香港消費者委員会の商品テストでわかった。これまで実施してきた食用塩の商品テストでマイクロプラスチックが検出されたのは今回が初めて。消費者委は「プラスチック製品の使用を最小限に抑えるため、持続可能な消費行動を支援する必要がある」と指摘している。

テストは市販の食用塩39品目を対象に実施。海塩については19品目を調べ、4品目(21%)からマイクロプラスチックを検出した。検出量は海塩1キログラム当たり114~17200マイクログラムで、材質はポリメチルメタクリレート(PMMA、アクリル樹脂)が最も多く、次いでポリプロピレン(PP)が続いた。

消費者委は「マイクロプラスチックの摂取が人体に有害かどうかは明らかになっていないが、環境中の有害物質を吸着したり、製造時に添加された化学物質を放出したりすることがわかっている」と指摘した。

今回のテストでは岩塩の2品目から国際基準を超える鉛が、ほかの1品目から基準を超える総ヒ素が検出された。

(本紙「ニッポン消費者新聞」消費者月間特集号より転載)

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