障がい者の消費者トラブル巡りシンポ開催へ 法制度など議論

大阪弁護士会は日本弁護士連合会との共催で4月21日、オンラインシンポジウム「障がい者の消費者トラブルを考える」を開催する。昔ながらのデート商法から、近年はスマートフォンなど契約内容の複雑化に伴う被害も相次いでいるといい、今回のシンポジウムでは、とりわけ消費者被害に遭いやすい知的障がい者の消費者契約に焦点をあて、法制度や社会の在り方などを議論していく。

シンポジウムは4月21日(水)18時30分~20時30分、Zoomによるオンラインで開催する。参加費無料。当日までにZoomウェビナーへの参加登録が必要。

消費者庁新未来創造戦略本部職員が障がい者の消費行動とトラブル事例を紹介するほか、社会福祉法人大阪手をつなぐ育成会が被害現場の状況を報告。大阪弁護士会は携帯電話通信契約に関するアンケート調査結果を発表(予定)する。第二部では消費生活相談員も加わり、「消費者契約と合理的配慮を考える」をテーマに議論する。詳細は大阪弁護士会ホームページまで。

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