【欧州】ネット通販の観賞用植物、毒性リスクの表示義務化

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観賞用の植物の中に皮膚障害などの有害性を持つものがあるとして、フランス保健省は7月1日から、オンラインストアや園芸、造園などすべての販売事業者に対し、毒性リスクに関する情報提供を義務付けた。同省は「植物中毒を防ぐために必要な措置だ。中毒事例は毎年報告されており、幼児にとって深刻な症状になることがある」と説明した。

同省は毒性のある身近な植物をリスト化し、暴露経路ごとに4つのカテゴリーに分類した。事業者はこのリストをもとに消費者に情報提供していく。4つのカテゴリーは▽誤食すると有害な植物▽呼吸器アレルギーを引き起こすおそれのある植物▽皮膚反応を引き起こす可能性のある植物▽光アレルギー性接触皮膚炎を引き起こすおそれのある植物――で、チョウセンアサガオ、ポトス、ベラドンナなどの植物もあげられている。

フランス保健省の新たな規則について、仏消費者団体UFCは「観賞用として販売されている身近な植物にもリスクがあることが知られていない」として、規則の詳細をホームページで紹介し、植物の手入れをする際は手袋と長袖の衣服の着用を呼びかけた。手入れ後の手洗いも推奨した。

保健省によると、ハーブとして人気のあるセリ科の植物アンゼリカは、樹液などにフロクマリンを含み、接触後、太陽の紫外線に反応して痛みやしびれ、水疱などを引き起こすおそれがある。また、室内の観葉植物として人気のディフェンバキアはシュウ酸カルシュウムを含み、子どもやペットが葉を誤食すると口の粘膜に炎症を引き起こすと警告している。

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