パスタ価格、高騰の可能性 世界的天候不順で 仏団体が予測

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フランスの消費者団体UFC(フランス消費者同盟)は9月9日、デュラム小麦の不作により、今後パスタ価格が高騰する可能性があるとの予測を発表した。生産国で豪雨や熱波が発生し、「壊滅的な影響を受けている」という。UFCは「昨年の春は新型コロナ感染拡大によるロックダウンでパスタが店頭から消えたが、今年は世界的な天候不順の犠牲となった」と指摘している。

今年は欧州で豪雨が発生。北米は熱波に見舞われ、乾燥パスタの原料となるデュラム小麦の世界的な生産量が落ち込み、品質にも大きな影響を与えているという。UFCによると、最大の生産・輸出国のカナダでも記録的な不作となり、輸出量が半減する見通し。国際相場での取引価格はここ数週間で30%上昇しているという。

フランスは原則、小麦を自給できるが、収穫量の4分の3を輸出に回しており、パスタ製品の3分の2は主にイタリアからの輸入に頼っている。国際的な価格上昇を受け、卸、加工、小売りの各社が9月から少額ながら値上げを始めており、UFCは今後の動向を注視していくとしている。

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