ダイドー、消費者志向経営に賛同 「お客様志向自主宣言」策定

ダイドードリンコは9月21日、消費者庁が推進する「消費者志向経営」に賛同し、その実現に向けて基本行動などの方針を定めた「お客様志向自主宣言」を策定したと発表した。同社は「“こころとからだにおいしいものを”これからも届けていくために、“お客様と共に”社会価値を向上させる経営を推進していく」としている。

消費者庁は事業者による消費者を重視した事業活動として「消費者志向経営(愛称・サステナブル経営)」を推進しており、自主宣言した事業者を同庁ウェブサイトに掲載するなどして周知している。ダイドーは消費者志向経営がグループ理念とも価値観が合致するとして賛同を表明。自主宣言を策定して公表した。

自主宣言では4つの取組方針を掲げ、▽お客様の声を経営に活かし、企業行動や商品・サービスの改善につなげる▽未来に向けた社会価値の向上に貢献する▽お客様の立場に立って、品質の高い安全安心な商品・サービスを提供する▽お客様第一で行動し、申し出に真摯に対応する――などと定めた。同社は「お客様志向に徹することで企業としてのサステナブルな成長を実現していく」としている。

消費者庁によると、消費者志向自主宣言事業者は8月末現在229社。今月末に9月末現在の状況が公表される。

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