東京都センター、実験実習講座再開 ガラス製品のトラブル学ぶ

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東京都消費生活総合センターで6月21日、ガラス製品のトラブル事例を体験する実験実習講座が開かれ、参加者19人がガラスの種類やその特性、快適に使うためのポイントなどを学んだ。再現実験も行われ、強化ガラスが激しく粉々に破損する様子に会場から驚きの声が漏れた。新型コロナ感染拡大の影響で同講座の会場開催は1年以上中止されてきたが、5月にようやく再開。今回が再開後2回目の講座となる。

上部隆男さん

「熱割れ」の再現実験をおこなう講師の上部隆男さん(6月21日、東京都消費生活総合センター飯田橋会場にて)

講座はマスク着用のうえ座席を離した形で開催。大型スクリーンを2枚用意し、実験の様子がよく見えるよう工夫した。感染拡大期においてもオンライン受講による開催が続けられてきたが、実験実習講座はやはり会場参加が基本。休憩時間中も講師と参加者が交流するなど、活発なやりとりがみられた。

講座では、東京都立産業技術研究センター・元材料グループ長の上部隆男さんが2時間半に渡りガラス製品のトラブル事例を紹介。コップが白く曇る「白化現象」や電子レンジなどの温度変化による破損、太陽光などの熱で窓ガラスが破損する「熱割れ」などについて、原因と対策を解説した。また、鍋蓋やガラステーブルなどに使われる強化ガラスの破損を実験で再現。全体が一気に粉々に破壊する様子に参加者らが驚きの声をあげた。上部さんは「破壊が始まると爆発的に破壊する。少しでもひびが入っていたら使用を中止してほしい」と語った。

ガラス製品の最大の敵はキズだといい、上部さんは「洗浄時はアルカリ性の洗剤やクレンザーは避け、保管時は時々洗って乾かしてほしい。電子レンジなど急激な温度変化にも注意してほしい」と呼びかけた。長持ちさせるコツは「ガラスの特性をよく理解し、優しく大事に扱うこと」だという。

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