チー1グランプリ、鹿児島県の女子高生受賞 応募数1500点超

チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は11月11日と12日の2日間、都内でチーズの祭典「チーズフェスタ」を開催し、チーズを使ったレシピを競う「チー1グランプリ」などの発表を行った。応募総数1572点のレシピの中で、鹿児島県の女子高生が創ったレシピが今年のグランプリと特別賞の2賞を受賞した。チーズフェスタはチーズの日とされる「11月11日」を中心に毎年開催される人気イベント。今年は3年ぶりのリアル開催となり、2日間で2600人を超す消費者が集った。

チーズフェスタ

歴代2位のレシピ応募数を記録した今年のチー1グランプリ。峰竜太さんがプレゼンターを務めた(11月12日、都内にて)

チーズの祭典「チーズフェスタ」は今年で29回目。「コロナ禍前」までは2日間で約7千人から8千人の消費者が全国から集うという大イベントとして注目されてきた。この2年間は感染防止対策を重視し、インターネットを活用したネットキャンペーンを実施した。「リアル開催」は3年ぶり。開催にあたっては感染防止を重視し、参加予約制をとり、1日あたりの来場者も約1300人と制限を課した。それでも、フェスタ開催中に発表されるご当地食材とチーズを使ったレシピを競う「チー1グランプリ」にはチーズレシピの応募数が全国から1572点も寄せられた。これは歴代2位の多さという。

今年の「チー1グランプリ」では鹿児島県から応募した女子高生による「ブルーチーズとさつまいも香るパリパリチーズサンド」がグランプリ賞と特別賞のW受賞を勝ち取った。準グランプリには北海道からの2作品と福島県からの1作品が選ばれた。

同グランプリのプレゼンテーターを務めたタレントの峰竜太さんは、「シンプルで分かりやすく、ご当地食材を活かした申し分のないチーズレシピ」と絶賛。毎年工夫を凝らした全国からのレシピの応募数に驚いていた。

関連記事

消費者運動年鑑2023

ニッポン消費者新聞最新号発行しました

新着記事

  1. コンシューマーワイド 食品ロス問題は持続可能な未来を目指す国際社会の課題になっている。SDGsは1c
  2. unicharm
    消費者共創と協働 夜用のショーツ型ナプキンの昼用として10月に発売した。商品名は「ズボンを脱がずにc
  3. ニッポン消費者新聞2025年1月1日号
    特集 悪質商法対策プロジェクトチーム 消費者庁が立ち上げ、高市首相の国会答弁ウケ ~関c
  4. 消費者庁
    食品の流通量が増える年末に向けて、消費者庁は都道府県と連携して年末一斉取締りを実施する。年末一斉取りc
  5. 除雪機の事故
    冬シーズンが始まる12月に、除雪機の事故が多発しているとして、NITE(製品評価技術基盤機構)が注意c

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. 全葬連石井時明会長

    2020-1-22

    登録制度導入も視野に 葬祭業めぐり3省庁が情報交換

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)の石井時明会長は1月21日、同連合会と全日本葬祭業政治連盟の合同c
  2. 全日本葬祭業協同組合連合会

    2020-1-9

    国際葬儀連盟、横浜で6月に世界大会 18年ぶりの日本開催

    今年6月、横浜で世界の葬儀関連事業者が集う世界大会が開催される。主催する「FIAT-IFTA」(国際c
  3. 葬儀事前相談員資格認定試験

    2019-11-20

    葬儀の事前相談員資格認定試験を実施 全葬連

    経済産業大臣認可の「全日本葬祭業協同組合連合会」(全葬連、石井時明会長)は11月18日と19日の両日c
  4. チーズフェスタ2019

    2019-11-12

    チーズフェスタに6千人超、「チー1グランプリ」も決定

    チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は11月10日と11日の両日、東京渋谷区・恵比寿の「エビススc
  5. 全葬連第44回通常総会懇親会

    2019-5-22

    来年の国際葬儀連盟世界大会への準備推進 全葬連

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)は5月21日、第44回定期総会を都内で開き、来年6c
ページ上部へ戻る