スマホの新料金プラン、4500万契約突破 全体の3割に

主要な携帯電話各社が提供する低価格の新料金プランの契約数が9月末時点で約4520万になり、携帯電話契約数の30.7%を占めたことが11月2日、総務省の調べでわかった。昨年5月以降、月平均185万増のペースで乗り換えが進んでおり、同省は「競争が活発化している」と分析している。

新料金プランは総務省による携帯電話市場の公正な競争環境整備の取り組みを受け、各社が昨年2月以降に提供を開始したもの。大手キャリアではNTTドコモが「ahamo」、KDDIが「povo」、ソフトバンクが「LINEMO」を展開している。調査を開始した昨年5月末時点の新料金プラン契約数は1570万だったが、今年9月末時点で約4520万に拡大した。

また、同時に公表した意識調査結果によると、新料金プランについて47.6%が「すでに利用している」と回答、11.2%が「今後乗り換えたい」としていた。乗り換えによって52.1%が「料金が安くなった」と答え、その額は月平均およそ2000円だった。オンライン手続きについては62.3%が「わかりづらい手続きはなかった」と回答した。

関連記事

消費者運動年鑑2023

ニッポン消費者新聞最新号発行しました

新着記事

  1. ニッポン消費者新聞2024年1月号
    消費者月間特別インタビュー 新井ゆたか消費者庁長官「消費者力の育成・向上を支援」 ~被害c
  2. こどもの事故
    ゴールデンウィークを控え、宿泊先や親戚の家に置かれた製品で子どもが思わぬけがをする可能性があるとしてc
  3. 電話相談
    大阪弁護士会の消費者保護委員会は4月26日・27日の両日、紅麹サプリ健康被害110番を実施する。小林c
  4. 豪州消費者団体Choice
    住宅ローンや家賃に関する苦情が増加しているのは銀行が苦境に立たされている人を十分支援していないからだc
  5. 鶏肉
    日本政策金融公庫が実施した畜産物の購入に関する消費者動向調査によると、食肉と牛乳について、およそ6割c

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. 全葬連石井時明会長

    2020-1-22

    登録制度導入も視野に 葬祭業めぐり3省庁が情報交換

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)の石井時明会長は1月21日、同連合会と全日本葬祭業政治連盟の合同c
  2. 全日本葬祭業協同組合連合会

    2020-1-9

    国際葬儀連盟、横浜で6月に世界大会 18年ぶりの日本開催

    今年6月、横浜で世界の葬儀関連事業者が集う世界大会が開催される。主催する「FIAT-IFTA」(国際c
  3. 葬儀事前相談員資格認定試験

    2019-11-20

    葬儀の事前相談員資格認定試験を実施 全葬連

    経済産業大臣認可の「全日本葬祭業協同組合連合会」(全葬連、石井時明会長)は11月18日と19日の両日c
  4. チーズフェスタ2019

    2019-11-12

    チーズフェスタに6千人超、「チー1グランプリ」も決定

    チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は11月10日と11日の両日、東京渋谷区・恵比寿の「エビススc
  5. 全葬連第44回通常総会懇親会

    2019-5-22

    来年の国際葬儀連盟世界大会への準備推進 全葬連

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)は5月21日、第44回定期総会を都内で開き、来年6c
ページ上部へ戻る