ダークパターン被害削減へ 誠実なサイトに「認定マーク」🔒

◎10月運用開始/「ホットライン」も開設、苦情受付

消費者を惑わせるサイト上の仕組みである「ダークパターン」が社会問題として注目される中、一般社団法人ダークパターン対策協会は7月15日、誠実なWebサイトを認定する「NDD認定制度」を創設し、10月から運用を始めると発表した。また、消費者が通報できる専用窓口「ダークパターン・ホットライン」を開設し、同協会サイト上のフォームから苦情の受け付けを開始した。

ダークパターン対策協会

記者発表会にはタレントの小倉優子さんとお笑いコンビの平成ノブシコブシさんも参加した(7月15日)

「NDD」は「Non-Deceptive Design」の略で、非ダークパターンを意味する。同協会は認定マークを付与することで企業のダークパターン対策を“見える化”し、消費者に健全なサイトの利用を促す狙いだ。

認定審査は、企業の自己審査、認定審査機関による1次審査、協会による最終審査の3段階。10月から認定審査を開始する予定だが……(以下続く)

(本紙「ニッポン消費者新聞」8月1日号より一部転載)

この記事の続きは以下の会員制データベースサービスで購読できます
📌ジー・サーチ データベースサービス
📌日経テレコン
📌ファクティバ

関連記事

消費者運動年鑑2023

ニッポン消費者新聞最新号発行しました

新着記事

  1. 水
    ニュージャージー州が起こしたPFAS汚染訴訟を巡り、訴えられた化学大手3社は8月4日、25年間に渡りc
  2. エシカル消費ってなあに
    各府省庁の取り組みを紹介する夏休み恒例イベント「こども霞が関見学デー」が8月6日と7日、霞が関の行政c
  3. 家電製品PLセンター
    ◎前年比10%増の370件 備え付け工事や性能への苦情目立つ 家電製品の事故を巡る裁判外紛争解決機c
  4. 農林水産省
    農林水産省は、全国のスーパーで7月21~27日に販売されたコメの平均価格は5キログラム当たり3625c
  5. 国民生活センター
    「+」から始まる不審な国際電話は詐欺の可能性が高いとして、国民生活センターが注意を呼びかけている。代c

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. 全葬連石井時明会長

    2020-1-22

    登録制度導入も視野に 葬祭業めぐり3省庁が情報交換

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)の石井時明会長は1月21日、同連合会と全日本葬祭業政治連盟の合同c
  2. 全日本葬祭業協同組合連合会

    2020-1-9

    国際葬儀連盟、横浜で6月に世界大会 18年ぶりの日本開催

    今年6月、横浜で世界の葬儀関連事業者が集う世界大会が開催される。主催する「FIAT-IFTA」(国際c
  3. 葬儀事前相談員資格認定試験

    2019-11-20

    葬儀の事前相談員資格認定試験を実施 全葬連

    経済産業大臣認可の「全日本葬祭業協同組合連合会」(全葬連、石井時明会長)は11月18日と19日の両日c
  4. チーズフェスタ2019

    2019-11-12

    チーズフェスタに6千人超、「チー1グランプリ」も決定

    チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は11月10日と11日の両日、東京渋谷区・恵比寿の「エビススc
  5. 全葬連第44回通常総会懇親会

    2019-5-22

    来年の国際葬儀連盟世界大会への準備推進 全葬連

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)は5月21日、第44回定期総会を都内で開き、来年6c
ページ上部へ戻る